毎日、体重計に乗っているわけではない。数字に振り回されないために、あえて乗らない期間もある。
先日、あえて体重を測らない期間が長くなって、ふと久しぶりに体重計に乗ってみたら、前回計ったときから3kgくらい増えていた。
あれっ、と思って、あれこれ工夫して過ごした結果、3日後の計測では3.2kg減らして、もとに戻すことができた。
- その3日の間に食べていたもの=私にとって体重を減らすもの(少なくとも増やさないもの)
になるので、記録しておく。
肉類(牛肉、鶏むね肉、サラダチキン)
体重計の数字が増えたとき、脂肪が急激に増える心当たりがなければ、「水分(むくみ)」を疑う。
水分は、塩分・糖分と結びつきやすい。「塩分はむくみの原因」とよく言われるが、糖分もそうだ(糖質はその3倍の水分と結びつく)。
だから、1日の糖質量を0に近づける勢いで、徹底した糖質制限食に切り替えると、数日でガクンと落ちることもある。
私の場合、旅行や会食などで、通常より糖質を取る機会が増えていた。そんなわけで、まずは、糖質をカットし肉類を中心にして食べた。
3日間で食べた肉の種類は、下記の通り。
- 牛肉
- 鶏むね肉
- 市販のサラダチキン
ラム肉・赤身の牛肉は体重を減らすと定評あり
本来は、「ラム肉」や「赤身の牛肉」が、短期的に体重を減らすのに合っているという人が多い。
(「焼肉食べた翌日に体重がガクンと減った」という話をよく聞く。何も食べないより、むしろこれらの肉を食べた方が体重計の数字が下がるケースあり)
「体重計の数字をとりあえず落とすには牛肉」と思っていたので、初日と2日目の昼までは牛肉を食べられるだけ食べた。
が、食べ続けるのはきつかったので、その後は鶏肉ばかり食べていた。
牛肉は、赤身の方が良いとは思いつつ、脂身多めの焼肉用の肉や切り落としをスーパーで買って、焼いて食べた。味付けはシンプルに塩やわさびのみで。
鶏むね肉はiwakiのガラス容器に入れてチンすると簡単
鶏むね肉は、1枚買ってきて、それをiwakiのガラス容器に入れて、適当に味付けしてレンジで5分くらいチンするのが簡単。お好みで野菜も一緒に。
ガラス容器なので、レンジでチンしたら、そのまま食卓に持っていけるのがいい。
ふたを取ればオーブンやトースターで焼くこともできる。
味付けは、マヨネーズをかけたり、クレイジーソルトを振ったり、黒こしょうをかけたり、とろけるチーズをかけたり。ふりかけの「ゆかり」をかけてもおいしい。
ちなみに、このiwakiの容器のレンジ調理は、鶏むね肉だけでなく、ささみや牛肉など他の肉でもおいしくできる。
サラダチキンは小腹が減ったとき用に常備しておく
基本は自炊だが、サラダチキンも冷蔵庫に常備していた。
本来は、化学調味料や人工甘味料はできるだけ避けたい。が、こうして集中的に徹底した糖質制限をしたいときは、サラダチキンのストックがあるとやっぱり安心だ。
小腹が空いたらすぐに食べられるし、タンパク質の塊なので、ダイエット効果が高い。
サラダチキンは、アマタケが断トツにおいしい。
卵
卵も、1日2個くらい食べていた。
前述のiwakiの容器で鶏むね肉などをレンジでチンして食べると、食べ終えた容器には、スープのように出汁の出た水分が残る。
そこへ卵を2個、割り入れて、かき混ぜて、3分程度レンジでチンすると、おいしいオムレツになる。
かき混ぜるときには、卵をかき混ぜる専用のスティックを使っている。
これで混ぜると、白身も黄身もしっかり切れてかくはんされ、卵がフワッフワになっておいしい。
食べるときに、マヨネーズとたっぷりの黒コショウをかけるのが好き(マヨネーズは糖質制限的にOKな調味料)。
チーズ(クリームチーズ、ブルーチーズ、パルミジャーノレッジャーノ)
この体重を減らした3日間、チーズも結構食べていた。しかし、それはブレーキにならず、体重は無事に減った。
もちろん、チーズは糖質制限的には優秀な食材。よくおすすめされている。私自身、チーズは大好き。が、どこかでなんとなく、
- 「私にとってチーズは、食べすぎるとブレーキになる気がするなあ」
と思っていたのだ。それが、今回ブレーキになっていないことが証明できて良かった。
凍らせたクリームチーズ※や、小さなカップに入っているブルーチーズ、パルミジャーノレッジャーノなど、自分が好きなチーズを食べていた。
炒り大豆
前に紹介したことがある、炒り大豆。
今回も、おなかが空いたらとりあえず大豆をかじっていた。チーズと一緒のお皿に出して、代わりばんこに、おつまみにみたいに食べると、さらにおいしかった。
同じ大豆でも、普通の「納豆」だと、なぜかおなかが張りがちになる。大好きなのに(なぜかドライ納豆だとおなかは張らない)。
- 納豆菌は強力すぎて、食べすぎると腸内の善玉菌まで全滅させる
という説を見掛けたので、その影響かもしれない。
なので、こうして集中的に痩せたいときに食べる大豆は、炒り大豆に決めている。
肉・卵・チーズ・大豆の4つで体重減
以上、まとめると、肉・卵・チーズ・炒り大豆 だけおなかいっぱい食べていたら、スコンと体重が減った。
なお、普段の食事にこれらの食事を足したのではなくて、この3日はこれしか食べていない。
既存の理論に当てはめると、「肉・卵・チーズ」を食べることを推奨する「MEC食」が近いのだろう。
3日で体重計の数字としては3.2kg減ったが、脂肪は3日では減らない。減ったのは水分(むくみ)。滞っていた水分が出て行くと、やっぱり体が軽くて気持ちが良い。
また、徹底的な糖質制限で糖質を抜くと、食欲がリセットされる感触がある。全然、おなかが空かなくなる。3日目ともなると、放っておくと食べるのを忘れそうな感じ。
過去、定期的にファスティング(断食)をしていた時期もあった。これからは定期的に〈徹底的な糖質制限〉でリセットするのも、良いかもしれない。