ここのところ、ずっとやる気がおきなくて、無気力状態が続いています。そういうときに効くサプリや心構えの工夫について質問させてください。
この冬の時期に生じる無気力について、取り上げたい。
「冬特有の無気力」があるらしい
先日読んだ本に、
- 冬特有の無気力
について、書いてあった。
もし、冬の訪れとともに、やる気の低下が起きたのなら、季節要因を疑ってもよいかもしれない。
甲状腺機能に問題があると寒さや気温の影響で無気力状態になる
冬特有の無気力についての記述があったのは、こちらの本。

(「やる気が出ない」が一瞬で消える方法)
この中に、
- 寒さの影響で甲状腺ホルモンがうまく分泌されなくなるため、気力がなくなったり、体がだるくなったり、動けなくなったりします
という記述がある。以下引用する。
甲状腺機能と「無気力」学習性無力症やうつ病の主な症状である「無気力」は、寒さや季節、気温との関係から説明することもできます。「無気力」になる原因はさまざまあり、単純ではない、ということを押さえてほしいと思います。
とくに甲状腺機能に問題がある人では、寒さや気温の影響によって無気力状態を生みやすくなります。甲状腺が分泌しているホルモン(いわゆる甲状腺ホルモン。サイロキシン[T4]とトリヨードサイロニン[T3])は、筋肉に結びつくことでエネルギー、力になり、新陳代謝を盛んにします。また、このホルモンが脳に行くと脳が活発に働くようになります。
甲状腺機能が低下している人では、寒さの影響で甲状腺ホルモンがうまく分泌されなくなるため、気力がなくなったり、体がだるくなったり、動けなくなったりします。動けなくなればなるほど、甲状腺ホルモンもますます分泌されなくなります。それにより、甲状腺機能が低下している人は寒がりで、むくみやすく、太りやすくなる傾向にあります。
「やる気が出ない」が一瞬で消える方法
補足しておくと、甲状腺機能低下症は決して珍しい疾患ではない。日本内分泌学会によれば、代表的な原因である橋本病(慢性甲状腺炎)はとくに女性に多く、成人女性の10人に1人が抱えているとされる。症状は無気力・疲労感・むくみ・寒がり・体重増加・記憶力の低下・便秘など多岐にわたるが、軽度の場合は症状が乏しく、自覚しにくいのが厄介だ。日本内分泌学会
「なんとなくだるい」「やる気が出ない」がずっと続いているなら、一度内分泌内科で血液検査(TSH・FT4の測定)を受けてみるのも良い選択。じつは、うつ病や更年期障害、自律神経失調症だと思い込んでいた人が、甲状腺の検査をきっかけに適切な治療につながるケースは少なくないという。
有酸素運動で甲状腺機能は向上する
前述の本のなかでは、甲状腺機能の低下によって無気力になっている場合、有酸素運動で甲状腺機能を向上させることが推奨されている。以下引用。
甲状腺の機能を向上させるために効果的なのは、有酸素運動です。ウオーキングよりはジョギングがより効果的です。甲状腺機能が低下している人は、運動すればするほど筋肉が付きやすいという特徴があります。なぜかというと、甲状腺ホルモンは、筋肉と結びつくことでエネルギーになりますが、甲状腺機能が低下している人はこのホルモンが出にくいため、運動をすると普通の人よりも筋肉にかかる負荷が大きくなります。それによって筋肉はダメージを受けやすく、だからこそ再生され、どんどん筋肉が付いていく、というわけです。そうして一度筋肉が付いてしまうと、今度は動きやすくなります。
冬でも歯を食いしばって運動を続け、越冬できると、次の年からはかなり楽になるでしょう。頭の働きも全然違ってきます。その意味で、コンスタントに行なう運動は大切です。運動をすると、「ああ、本当に楽になれるんだ」と実感し、動けない状態から脱出できます。
「やる気が出ない」が一瞬で消える方法
これを読むと、やる気がなくてつらい人こそ、運動をスタートできれば、この先の人生がずいぶんとラクになりそうなイメージが湧く。
やる気が出ないときにおすすめの本
引用した『「やる気が出ない」が一瞬で消える方法』の中には、さまざまなパターンの無気力についての分析と、対策が書いてあった。引用した甲状腺機能のくだりは、ほんの一部。
本を読む気力がもしあれば、パラパラとめくってみるのがおすすめ。自分の無気力の原因がわかると、それだけでスーッと心が軽くなっていく。
私自身は、読み終えた後に、ずっと未着手でダラダラしていたいくつかの案件を、パパッと片づけることができた。即効性のある本だった。
サプリメントはマグネシウム・鉄分・亜鉛あたりを試してみる
最後に、サプリメントについて。
私が過去に無気力状態の改善が実感できた記憶があるのは、
- マグネシウム
- 鉄分
- 亜鉛
- エゾウコギ※
あたりだ。
マグネシウムは体内で300種類以上の酵素のはたらきを助けており、不足すると神経過敏・倦怠感・抑うつ傾向が出やすい。鉄はセロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質の合成に必要不可欠で、不足すればやる気にも直結する。亜鉛も脳の神経伝達に深く関わっており、加齢やストレスで消耗しやすい。
※エゾウコギは、このブログでは詳しく書いていないが、3年くらい前にお世話になっていた。

冬の無気力なら「ビタミンD」も重要
「冬特有の無気力」という観点では、チェックしたいのがビタミンD。冬は日照時間が短くなり、紫外線量も減るため、体内でのビタミンD合成が低下する。
ビタミンDはセロトニンの合成にも関わるため、冬の無気力との関連が指摘されている。東京都内の健康診断データでは、対象者の約98%でビタミンDが不足していたという報告もあるほどだ。くすりと健康の情報局
私の場合でいえば、そのときどきによって、無気力の要因となっている不足栄養素は違っているようで、いつでも同じように実感できるわけではない。
まずは、マルチビタミンミネラル系のサプリメントから始めて、試行錯誤してみるとよいかもしれない。

