お風呂あがりなどに、さくっと髪を留めておけるクリップが欲しかった。
私は長めなロングヘアなので、とにかく最大に大きいクリップを探した。
それが、あまりにも大きくて……
あらゆる髪のクリップの中で一番大きいと思われるクリップを購入
普通に店頭で販売されているクリップの大きさでは物足りなくて、とにかく最大の特大クリップを購入しようと思った。
その前提で探し当てたのが、こちらのクリップ。
いや〜。これが!本当に大きい。
自宅にあった他のクリップたちと並べて写真を撮ってみた。
伝わるだろうか……。iPhoneよりも一回り以上、大きい。手のひら1枚分くらいある。
他のクリップがミニサイズかのように見えるが、例えば右から2番目のクリップ。これは一般的な大サイズのクリップだ(確か無印で買ったもの)。
実物を見ると、想像の2倍の大きさで、
- これを頭に付ける!?
と笑ってしまったほど。
使ってみると多い髪・長い髪がまとまる優秀バンスクリップ
実際に装着している様子の写真はこちら(商品ページから引用)。
この超特大バンスクリップ、あまりの大きさのインパクトに衝撃を受けてしまったが、使ってみるとかなり優秀。
ひとつのクリップでは絶対に留まらないようなボリュームであっても、確実にこれひとつで留まる。
これで留まらなかったら、もうひとつで留めることは潔く諦めた方が良いだろうと思うくらい。
お風呂上がりにちょっと髪を留めておきたいときに使用
いくらひとつで留まるとはいえ、外出用にはちょっと使えない見た目ではある。
商品ページの写真のように、アメ色を選んだら、もう少し自然だったのかもしれない。私が買ったのは黒色。
黒色の大きなプラスチックの存在感がどどどどどーーーんとあるので、髪飾りを付けているというよりは、髪を一時的に留める道具を付けているような見た目になる。
でも逆に言えば、純粋に「髪を一時的に留める道具」が欲しいという用途には最適だ。
私はお風呂上がりにちょっと髪を留めておきたいときに使っている。
「タオルを巻いた上からでも留まるんではないか」というほど、大きくワニの口のように開いて、ガチッ!!!と頭上にホールドされる。
髪が多くないと留まらないかも
あまりに大きいので、髪の量が多くないと留まらない可能性があることは注意点かもしれない。
普通サイズのバンスクリップで問題なくまとまる程度の髪量だと、工夫しないとゆるくてズレそう。
私は髪の量は多くないが、長さがあるので、長さをまとめると留まる感じ。
長さをまとめないと(毛先を入れ込まないと)安定しない。
休日のまとめ髪はバナナクリップ+ミニクリップの10秒簡単お団子ヘアが便利
ちなみに、休日、自宅にいるときのまとめ髪は、
- バナナクリップ
- ミニクリップ
のふたつがあると、10秒くらいで簡単なお団子ができるので重宝している。
バナナクリップはリボン布やビジューなどの飾りが付いていないシンプルタイプがあるとやりやすい。
ミニクリップはこういうもの↓
バナナクリップを横に使って頭頂でポニーテールを作ったあと、バナナクリップを土台にして毛先をくるりと巻いて、最後をミニクリップで留める。
ミニクリップは必要に応じて1〜3個使用。
所要時間は10秒くらい。本当に一瞬でできるが、それなりにちゃんとした見た目になる。
この留め方だと何をしてもズレてこない。このままランニングしたりスタジオレッスンに参加したりしている。
ヘアゴムを使うと、すぐにズレて結び直さないといけなかった。
バナナクリップのお団子ヘアに出会ってから、まったくヘアゴムを使わなくなった。
余談:ヘアクリップの呼び方
ここから余談。
この話を書いている途中で、クリップの呼び方がよく分からなくて調べた。
ワニみたいにガバッと口が開くアレは、「バンスクリップ」というらしい(初めて知った)。

これ。バンスクリップ
バンスクリップとは?
バンス・クリップ【vance clip】
バンス・クリップとは、毛束を横につかんで挟むタイプの髪留めで、真ん中に蝶番がついたもので、左右対称のものが多い。
バンス・クリップは、日本での呼び名で、海外ではクロウ・クリップ(claw clip)と呼ばれる。
モダリーナのアパレル・ファッション図鑑
ほう!勉強になった。
バナナクリップとは?
ちなみにバナナクリップは、こういうの。
パカッと開いて間に髪の毛を挟み、がま口の要領でカチッと留める。
土台はシンプルなプラスチック。
その上に、ふわふわのリボンやらビジューやら装飾がされているので、いろいろな種類があるように見えるが、構造は全部同じ。