スキンケアの話。タイトルの通り、最近、
- 1つのアイテムを「化粧水の分。乳液の分。美容液の分…」と言いながら何度も塗る
というやり方を実践していて、肌の調子が大変よい。
化粧水・乳液・美容液・クリーム…のライン使いについて
まず背景の整理から。
昔ながらのオーソドックスなスキンケア
昔ながらのオーソドックスなスキンケアだと、化粧水→乳液→美容液→クリーム…といった具合にライン使いになっている。
- 「化粧水で水分を閉じ込めてから、乳液の油分でふたをする」
というロジックが、よく使われてきた。
2000年頃から登場したオールインワン
これが面倒だしお金もかかるというニーズに反応して、2000年頃から「洗顔後、これ1つでOK!」をうたう「オールインワンゲル」というアイテムが登場してきた。
なかには、
- 「ライン使いは、化粧品会社がお金儲けするために考えた構造である」
なんて主張する人もいた。
「オールインワン」のアイテムは、今やさまざまな形状ですっかり定番化した。
私の考え
私自身は、ライン使いにはまったくこだわっておらず、何でも自分の肌に合いさえすれば良い。という考えだった。
ライン使いで、似た構成成分で形状だけ違うものを重ね付けするよりは、まったく異なるブランドの異なる成分を組み合わせて使った方が、予想外の反応が見られるのでは?と実験したりもした。
ただ、私の肌は油分を多く与えると、あっという間にプツプツが出てくるため、乳液やらクリームやらを使うのは、もう諦めた。
1つのアイテムを3回に分けて塗ると調子が良いと発見
そんなわけでライン使いには、自分自身は興味がなかったが、ふと思った。
- 「ライン使いで肌の調子が良くなる人が多いから、何十年もライン使いの化粧品がデフォルトになっているのだろう。それはなぜ?」
理由として思い当たったのが、
- 化粧品を分けて、ある程度の時間をかけて塗るから
…ということ。
例えば、「化粧水だけしか使わない」人は、化粧水をパパッと肌に塗って終わりだ。
「化粧水、乳液、美容液」を使う人は、化粧水を塗ったら容器のフタをしめて、乳液の容器を手に取ってフタをあけて、乳液を塗って…という具合に、ワンテンポずつ置きながら、何回にも分けて化粧品を塗ることになる。
化粧水、乳液、美容液…の成分や形状ではなく、その「工程自体」に効果があるとしたら、それはあり得ると自分的に納得できた。
そこで、1つの化粧水を3回に分けて塗ることにした。
- はい、これは化粧水の分。
- 次、これは乳液の分。
- 最後、これは美容液の分。
…という感じ。
使っているアイテムは1種類だけれど、まるで3種類を使っているていで塗る。
妙に肌の調子が良い!ふっくらツヤツヤ
これをやったら、妙に肌の調子が良いのだ。
- ふっくら、ツヤツヤ
…まるで、上質なスキンケアブランドをしっかりライン使いした朝みたい(したことないが)。
なるほど、ライン使いにも意味があるんだなと発見した出来事だった。