ジェルネイルを卒業して、何年ぶりかに、自爪と対峙しながら生活している。
そこでびっくりしたのは、
- 「あれ?私の爪って、こんな形だったっけ?」
ということ。いつのまにか、爪のピンク色の部分(ネイルベッド)が伸びて、白い部分が減っていたのだ。
ピンク色の部分を伸ばしたい!白い部分を減らしたい!と渇望した学生時代
すっかり忘れていたけれど、私は、
- 爪の形
に、強いコンプレックスを抱えていた。
小学校の教室で、クラスメイトたちが、
- 男爪
- 女爪
という区分を使って、皆の爪の形を判定したとき、私は見事に「男爪」にカテゴライズされてしまった。
※イメージ

▲女爪

▲男爪
「女爪」が、細長くて、ピンク色の面積がたくさんあって、ピンク色が指の先まで来ていて、白い部分が少ない状態だとすれば、「男爪」はその逆。
短くて太くて、ピンク色の部分の面積が少なく、深爪のように切らないと、白い部分がビヨンと目立つ。
そんな自分の爪をいつしか、
- 「恥ずかしい」
と思うようになったことも、長年、ジェルネイルを続けてきたことと、無関係ではない。
爪を伸ばして、形を整え、元の爪をジェルでコーティングしてしまえば、私の爪でも女爪のように見せることができたから。
ジェルネイルを外してみたら爪の形が変わっていた
コンプレックスの裏返しでネイルにハマってきた私も、先日、ジェルネイルから卒業した。
久しぶりにジェルネイルを爪に付けず、“素の自爪”が見える状態で生活している。
そこで気付いたのが、
- 「あら、ピンク色の部分が伸びている!」
ということ。
そういえば昔、ネイリストさんが、
- 「ジェルネイルをしているうちに、爪のピンク部分が伸びる人、多いんですよ」
と言っていたことを思い出す。
長い爪をキープしていることで、爪と指の接着面が成長してくるという話だった。
私の爪も、そうなっていた。特に成長著しかったのが、左右の小指と左手の親指。
ピンク色が指の先ギリギリまで来ている。ここまで伸びれば、素のままでも恥ずかしくないな!と思えるくらい。
それ以外の指も、以前と比較したら、まったく形が変わっている。
左手の親指は順調に成長していたのに対し、スマホ操作でよく使う右手の親指は、指と爪の剥離部分が大きいままだったことも、興味深い。
ジェルネイルを卒業してからどう変わっていくのか?
長年のジェルネイルにより、爪の形がきれいになったとはいえ、ジェルネイルを卒業した身。
これから元に戻っていくのか、このままキープできるのか。もう少し様子を見てみないとわからない。
現在は、
- よく働くことのできる、清潔感のある爪が美しい
という価値観に変わりつつある。
どんな爪になったとしても、長くて派手なネイルをしていたときより、自分では好きな感じがしている。