私は、突然、原因不明の口臭に襲われて、本当に悩み狂ったときがある。
「ブレスケア」「牛乳」「りんご」「ガム」なんて甘っちょろい対策では消えない、本気の手強い口臭。
気になってつらくてつらくて、すべて嫌になるくらい、落ち込んだ。人と話すのが嫌になった。
そのとき、ネットを検索しまくって見つけた3つのアイテムが、私の強烈な口臭を、うそみたいに消してくれたのだ。
サクロフィール(口臭を消す薬)
まず、一つ目は「サクロフィール」。
口臭はもちろん、全身のあらゆるニオイを消し去るすごい薬(【第3類医薬品】サクロフィール錠 50錠)
これは、エーザイから発売されている、口臭を消すための医薬品。
口臭専用の医薬品だから、民間療法とは、効果のレベルが違う。
最初は、
- 「サクロフィールなんて聞いたことない」
と思ったけれど、その後調べたらアットコスメで★5の高評価だった。即買いして正解だった。
サクロフィールは、体の中から湧き上がってくるような口臭に、ものすごく効く。
便のニオイも消してくれるので、口臭と同時に便のニオイも強い人は、特に相性が良いはず。
イスロ(胆汁製剤)
二つ目におすすめなのが、「イスロ」。
口臭に悩んでいなかったら、絶対知ることがなかった薬。胃から来る口臭がパタッと消えた救世主(【第3類医薬品】イスロ[胆汁製剤]錠 480錠)
本来は、消化液である胆汁の分泌を促進する医薬品だが、これが口臭に抜群な効果を発揮する。
しっかり歯磨きしているのに起きてくる、口ではなく胃から上がってくるタイプの口臭は「胆汁」に原因があるらしい。
イスロを飲んで数時間すると、胆汁の分泌が正常化するようで、パタッと口臭が消える。
私は「サクロフィール」と「イスロ」の2つを同時飲みしたら、飲んだその日からピタッとおかしな口臭がストップした。
セラブレスオーラルリンス(うがい液)
最後に、うがい液。うがい薬にもいろいろな種類があるけれど、強烈な口臭は、ドラッグストアで買えるリステインの類いじゃ、太刀打ちできない。
私の口臭に効いたのはコレ。
これでうがいすると、歯・舌・喉から出ている口臭は一瞬で消える(セラブレスオーラルリンス)
セラブレスオーラルリンスは、亜塩素酸系のうがい液。
亜塩素酸は、アルコールでは除菌できないノロウイルスまで殺菌できるほど、強力な作用がある。
私が通っている歯医者さんでも、治療前のうがいに亜塩素酸系の消毒液を使っている。
市販のうがい薬で、亜塩素酸が使われているのは、「セラブレスオーラルリンス」だった。
これでうがいをすると、口内のニオイはすべて一掃できる。
Amazonのレビューを見てみても、私と同じように悩み苦しんだ人がここへ辿り着いて、口臭の悩みを解決した様子がわかって、「ああ、よかった」と同士のように思ってしまう。
口臭を今すぐ治せる3種の神器は心のお守り
口臭って、人に指摘されると、本当に情けなくて、悲しくて、つらいもの。
しかも、治し方も原因も明確にはわからなくて、何を試しても消えなくて、ヘトヘトになってしまう。
そんな状況で、絶対に口臭を治したい場合、この記事で紹介した3アイテムを、トリプルで試すことは、本当におすすめ。
実際に私の強烈な口臭に効果を実感できた、超厳選の3種類なので。
私はこの3つで持ち直し、口臭が消えて、今はどれも使っていない。
諦めずに、自分の口臭に効果があるものを、必死に探しまくったかいがあった。
万が一、またあの恐ろしい口臭が始まってしまうことがあったとしても、すぐに治せる方法を知っているのは、とても心強い。
追記①歯間ブラシを使ったことがないなら絶対に試すべき
私がひどい口臭に見舞われたときには、前述の3つのアイテムによって救われた。ただ、そのときに、もう一つやっていたことがあった。
それは、
- 毎日の歯間ブラシによる洗浄
だ。人によっては、これで一気に口臭がなくなる可能性あり。
私自身の話をすると、子どもの頃は、歯間ブラシを使ったことがなく、大人になっても、しばらくは歯間ブラシを使うことなく暮らしていた。
それがあるとき、
- 「歯間ブラシを初めて使ったら、ものすごくクサイ塊が出てきた!」
という話をネットで見て、使ってみたのだ。

私はこのような「L字型」の歯間ブラシでないと使えない(GUMアドバンスケア 歯間ブラシL字型 )
生まれて初めて、歯間ブラシを使ったときの衝撃は、ちょっと言い表せない。
ものすっっっごいニオイを放つ、小さな丸い塊が口からポロっと出てきたとき、死ぬかと思った(ニオイが強烈すぎて)。
こういう原因を歯の間に溜め込んでいて、口臭が出ているタイプの人なら、歯間ブラシがおすすめ。
追記②歯茎の老化・歯周病(歯槽膿漏)は治療が必要
もう一つ追記。
- 歯茎の炎症(老化・歯周病/歯槽膿漏)
がある人は、ちょっと形容しがたい、キツいニオイがする(例えるなら、ドブのニオイに近い)。これは、年齢を重ねると、加齢臭的に出てくることが多い気がする。
60代の知人女性は、このニオイがしていた。取り立ててそれが不快だ!とまでは思わなかったけれど、近くで話す度に、ニオイが漂ってくることは、感じていた。
会ってから時間が経ち、口の中が乾けば乾くほど、キツいニオイが漂ってくるようだった。
それから程なくして、その人が、
- 「歯医者に行ったら歯茎や歯石がひどいことになっていて、治療を始めたの」
という話をしてきた。そのときに、「ああ、あのニオイは、そういうことか!」と合点がいった。
私も、歯間ブラシで毎日、歯間を掃除する中で、歯茎の調子が悪くて血が出たりしていると、その部分を通した歯間ブラシから、同系統のニオイがすることがある。
で、歯医者に診てもらうと、「歯肉炎になっている」と言われて、薬を塗ってもらうと治ったことがあった。
こういうケースの場合は、まず歯医者で治療することが、口臭解消に結び付くはず(2017/12/04追記)。