歯のホワイトニング、第1回目の照射に行ってきた。白くするには、回数が必要だと聞いていたけれど、1回目ですでにかなり白くなった。
5、6回行う人が多いらしい
私が行ったのは、自宅で行うホワイトニングではなくて、クリニックで施術してもらうタイプのホワイトニング。
ジェルを塗った歯にレーザーを当てることで漂白するというもの。
正式名称は、
- オフィスホワイトニング(レーザーホワイトニング)
というらしい。
以下、歯科クリニックのサイトから引用。
この方法は歯科医院でレーザホワイトニング専用のジェルを歯に塗り、強い光(レーザー)をあてて白くする方法です。治療を受けた日にすぐ輝くような白い歯になります。
ブリーチングの回数や治療期間には、個人差があります。1回のホワイトニングで希望する白さになる人もいれば、数回のホワイトニングが必要な人もいます。
銀座歯科「横田歯科診療所」
担当してくれた女性スタッフによれば、
- 「5〜6回照射する人が多い」
ということで、1回でそこまで白くなると思わないで欲しいという雰囲気だった。
なので、私もそのつもりで挑んだ。
表面を歯ブラシでブラッシング
ここから実際のステップ。
まずは表面を、しっかり歯みがき粉を付けた歯ブラシでブラッシングしてもらう。
いつも思うけれど、人に歯磨きしてもらうのって、なんだかうれしい。でもちょっとこそばゆい(幼少期の記憶とリンクして、脳内で何かが起きているのかもしれない)。
ホワイトニング前の状態を写真撮影
次に、口を開く器具を付けて、ホワイトニング前の状態を写真撮影。before・afterのbeforeの記録。
目に光が入るのを防ぐため赤いゴーグルを装着
ここから、いよいよホワイトニングの施術準備へ。
「目にレーザーの光が入るのを防ぐため」ということで、赤いゴーグルを渡され、装着する。
- 「施術中はまぶしいので目を開けないでくださいね」
と言われる。
口を開いて固定する器具を付けジェルを塗布
口を開く器具を付けて、肌表面にジェルを塗っていく。
器具が、今までに付けたことのない形(撮影時に付けたものとは、また違う)。
舌が前にいかないように、舌部分にガードがある。そのせいで、唾液が飲み込みづらい。
顔の、歯以外の部分にガードする布をかけられる
ジェルの塗布が終わったら、顔の歯以外の部分に、2枚、布状のものを掛けられた。
目をつむっているのでわからないが、1枚は口周辺のガード的なもの。もう1枚は顔全体から首までかかるタオル的なもの。
歯以外の部分にレーザーが当たるのを防ぐためとのこと。
光照射開始!あったか〜い
そして、いよいよ、レーザーの照射を開始。
- 「ん!」
想定外なことに、じんわりと温かい。温かさも、全然嫌な感じではなくて、むしろ気持ちいい(遠赤外線のヒーターみたいな感じ)。
温かいのは、レーザーが当てられている口の周り。目を部分的に温めたことはあるけれど、口を部分的に温めたことはないから、初めての感触。
意外に、口を温めるのって、気持ち良い。
目をこっそり開けてみたら、青い光(!)
まぶしいとは言われたものの、薄めでこっそり目を開けてみたら、青い!
青い光が全面的にこちらに向かってきている。それが赤いゴーグルと混ざって紫っぽい青になっている。
慌てて目を閉じた。
動かないように注意しているうちに爆睡する
照射時間は10分間。なるべく動いてはいけないとジッとしているうちに、眠ってしまった(口を温めるのが気持ち良くて)。
気付いたら、セットされていたアラームが鳴って、照射終了。
仕上げのブラッシングで完了
器具を外し、口内のジェルをふき取ったあと、うがいをする。
その後、仕上げに歯ブラシでブラッシングしてもらって、ホワイトニング完了。
これで終わりとは、簡単!
その後、before・afterのafterの写真撮影をした。
ん!思った以上に白くなってる
鏡を渡されて見てみると、んんん!!白くなっているではないか。
あまり1回の効果に期待していなかっただけに、驚きとうれしさで興奮する。
ただ、その後、before・afterの写真を見て、ちょっとガッカリする。客観的に撮影すると、少し黄ばみがあるように見えた。
- 「もう、絶対真っ白にしてやる!!」
と、決意を新たにした瞬間。
その後、計4回照射。白い歯ってこんなに気持ち良かったのか
その後、計4回、ホワイトニングを行った。毎回毎回、どんどん白くなっていくのが楽しくて、やめ時がわからなくなる。
これは、歯医者さんのビジネスとしては、良いモデルだなあ。やればやるほど欲が出てきて、止まらなくなるのだもの。
オフィスホワイトニングは何回で白くなる?
私の場合、3回目には、人から見て「白い」「きれい」と言われるレベルまで白くなった。
4回目で、自分の中で90%満足できるレベルまでに至った。
もう少し白くなりそうな気がするので、あと1〜2回照射したら、月1回照射で白さをキープに入りたいと考えている。
補足①当日は着色するものは飲み食べできないので、コーヒー代わりにカフェインの錠剤を購入した
オフィスホワイトニングを行った当日は、コーヒーなどの歯に着色するものは避けるようにといわれる。
「ペリクル」という歯の表面を覆っているコーティングが、薬剤によってなくなるため、非常に着色しやすくなっているとのこと。
せっかくお金をかけてホワイトニングしているのに、台なしになったらもったいない。しかし、コーヒーのカフェインがないと頭が働かない私は、カフェインの錠剤を買ってしのいだ。
ちなみに、ペリクルについての知識がきちんとなかった序盤、「当日は、着色するものは避けてください」という注意をそのまま言葉通りに受け取って、翌朝にカフェオレを飲んでしまったことがあった。
一気飲みしてすぐにうがい&歯磨きをしたものの、鏡を見ると、一気に黄ばんだ気がする(←気がするだけで気のせいかもしれないが)。
慌てて検索しまくると、
- ペリクルの再生には24〜48時間かかる
と記載されている歯科医院のサイトもあった。
だから、
- オフィスホワイトニング後、48時間は、着色リスクのあるものを飲食しない
というのが、一番安心であると学んだ。
補足②しみるのはしみたけれど、我慢できる程度だった
オフィスホワイトニングは、しみる人もいるらしい。
確かに、初回は何ともなかったけれど、回を重ねるごとに、しみ度がアップしていった。
ただ、私は終盤でも、我慢できる程度にしか、しみなかった。
しみ方がちょっと変わっていて、波がある。時々、チクッ!!と歯の中が痛むような感じで、独特の感触だった。
この痛みが強くなったら、かなり嫌な痛みだな、という感じではあった。