以前書いた「コーヒーエネマ」の記事にご質問いただいたので、ここで回答させていただこうと思う。
Q.コーヒーエネマを、どうやってやめましたか?
まず、元の記事はこちら。
私は過去に、「コーヒーエネマ(コーヒー浣腸)」という、腸内洗浄の一種を行っていたことがある。上記記事には、その話が細かく書いてある。
お尻から、コーヒーを入れて、それを出すという、数ある民間療法の中でも、かなりハードルの高いもの。
2015年に、コーヒーエネマに使うコーヒー「カフェコロン」販売会社の役員たちが、逮捕される事件があった。だから、そのニュースで知った人も多いかもしれない。
そしてご質問は、
これって、結構難しい質問だなあ、と思った。
私は「強力わかもと」という、どこのドラッグストアにも置いてある整腸剤に出会ってから、快腸生活をしている。
ただ、コーヒーエネマをしていた頃は、まだ強力わかもとを飲んでいなかった。
コーヒーエネマは自然と使わなくなっていった
私の場合、「コーヒーエネマをやめよう!」と決心してやめたわけではない。
徐々に自然と遠のいてしまい、そのままやめた、という経緯だった。
元々、
- コーヒーエネマをしていると、自力で排便できる腸が育つ
(コーヒーエネマに依存性はない)
という情報があったので、それならいいな、と思い開始している。
しかし、続けるうちに、少なくとも私の場合は、
- コーヒーエネマをやればやるほど、コーヒーエネマなしには排便できない
という状態に追い込まれていった。
それは、私が望むものではなかった。だから、徐々に、コーヒーエネマへの熱意が冷めていったと思う。
今だったら、整腸剤を飲みながら回数を減らしていくかも
もし仮に、現在私がコーヒーエネマをしていて、「やめたい」と思ったとしたら、強力わかもとなどの、自分に合いそうな整腸剤を気長な気持ちで飲みながら、徐々にコーヒーエネマの回数を減らしていくと思う。
毎日やっていたのなら、1日おきに変えて、さらに3日おきに変えて……という具合に。
今振り返ると、コーヒーエネマって、ものすごく、大変だった。
大変だと感じたのは、私には合っていなかったからかもしれない。
なかには、とてもコーヒーエネマが合っていて、無理することなく続けられる人もいるようだ。そういう人は、体がOKと言っているのだろう。
そうでない場合に、無理して続けるのではなく、徐々にやめていくのは、体にやさしい選択だと思う。
私の場合、大変な思いでコーヒーエネマをやっていても、
- やせない・ダイエット効果なし(むしろむくむ、おなかが張る)
- 宿便なんてものは出ない(そもそも存在しない)
- 脱腸しそう(痔になりそう)
- 便秘解消できない etc.
と、デメリットばかり目立ってきた。そうなると、やめよう!としなくても、自然と遠のいていった。
そして、コーヒーエネマを行わない日が続いた中で、あるとき、
- 「よし、捨てよう!」
と思い立ち、シリンジや残りのコーヒーをサクッと捨てた。
その後、またコーヒーエネマをしたいと思うことはなく、そのまま今に至る。これが、私のコーヒーエネマのやめ方だった。