何度か試して、やっぱり、不思議だなあ、と思う食べ物のメモ。
- 鮭2切れにマヨネーズをかけて電子レンジでチンして食べる
と、その後、パタッ……と食欲がなくなるのだ。
普通のスーパーで売っている甘塩鮭を購入して調理
レシピというほどでもないけれど。
材料は、
- 甘塩鮭 × 2切れ
- マヨネーズ 適量
これだけ。
作り方は、愛用しているiwakiの500mlハーフ容器に、2切れの鮭を入れる。

(イワキ 保存容器 パック&レンジ 浅型 ハーフ 500ml ホワイト KN3246-W)
その上から、好きなだけマヨネーズをかける。大好きな松田のマヨネーズ辛口。

(松田 マヨネーズ・辛口 300g)
マヨネーズの量は、かなり多めにかけている。
そして、電子レンジでチン。600w × 4分。で、そのまま食卓に運んで、食べる。
とってもおいしい。糖質制限しつつ、ワークアウト後のタンパク補給に、お気に入りのごはん。
食べ終わると鮭だけでおなかいっぱいになっている
鮭2切れでは一食の量としては少ない。少ししたらまた何か食べよう、というつもりで食べている。
ところが。2切れ完食すると、ものすごく満腹感があって、もう食べる気がなくなる。
同じ調理方法で、ささみや鶏むね肉を食べることがある。それらと比較して、明らかに鮭は、満腹感が強い。重量としては、ささみや鶏むね肉より少ない量でも。
鮭は子どもの頃からよく食べていたが、一度に2切れ食べることはなかったせいか、気付かなかった。2切れ食べると、急速に満腹感が出てくる。
鮭といえばアンチエイジングのアスタキサンチン
鮭と言えば、アンチエイジング効果が高い超抗酸化成分「アスタキサンチン」が含まれていることは有名だ。
昔流行った「世界一の美女になるダイエット」という本でも、スーパーフードとしてサーモンがおすすめされていた。

(世界一の美女になるダイエット)
だから、美容に鮭が良いのは間違いないが、満腹感に作用する成分も含まれているのだろうか。
ヒスチジンが満腹感に効いているのか?
ひとつの可能性としては、「ヒスチジン」。ヒスチジンは体内でヒスタミンに変換され、脳の満腹中枢を刺激して食欲を抑制するアミノ酸だ。脂肪燃焼を促進する効果も報告されており、ダイエットの面で注目されている。
かつおに多く含まれていることが知られている(だから昔、かつおのスライスをおやつにかじったりしていた)。

(丸俊 そのまま食べるかつおスライス 60g)
鮭にもヒスチジンが多く含まれているのかな?と思って調べてみた。文部科学省の食品成分データベースをもとに、生の魚のヒスチジン含有量をまとめてみると、下記のとおり。
| 魚の種類 | 成分量 100gあたりmg |
|---|---|
| かつお | 2500 |
| まぐろ | 2400 |
| きはだ | 2100 |
| ぶり | 1700 |
| ごまさば | 1500 |
| さけ | 1500 |
……というわけで、かつおには劣るものの、鮭にもしっかりヒスチジンは含有されている。
ただ、ヒスチジンだけだったら、鶏むね肉も含有量が多いはず。鶏むね肉を食べたときも、満腹感は覚えるものの、鮭のほうがさらにその上を行っていると感じる。
EPAによるGLP-1の分泌促進という可能性
もうひとつ、有力な候補がある。鮭に豊富に含まれるオメガ3脂肪酸の一種「EPA(エイコサペンタエン酸)」だ。
EPAは、小腸から分泌される「GLP-1」というホルモンの分泌を促進する。GLP-1は“痩せホルモン”とも呼ばれ、脳の満腹中枢に作用して食欲を抑えるだけでなく、胃の内容物が小腸へ移行する速度を遅らせて満腹感を持続させるはたらきがある。
鶏むね肉にはEPAがほとんど含まれていない。いっぽう、鮭はEPA・DHAの両方が豊富だ。鮭のほうが鶏むね肉より圧倒的に強い満腹感をもたらす理由は、このGLP-1の分泌促進にあるのかもしれない。
鮭の二重の食欲抑制メカニズム(仮説)
つまり、鮭を食べると、
- ヒスチジン → ヒスタミン → 満腹中枢を刺激
- EPA → GLP-1分泌 → 満腹中枢を刺激+胃の排出を遅延
という、二重の食欲抑制メカニズムがはたらいている可能性がある。
鶏むね肉ではヒスチジンのルートしか活性化されないため、鮭のほうが明確に強い満腹感を生むのではないか。
これはあくまで私の仮説であり、体感ベースの話だ。ただ、成分の裏付けを見ると、なかなか説得力はあると思っている。
もっと明確な理由がわかったら、また追記したい。
今わかっていることは、とりあえず、
- 「鮭を2切れ食べるとおなかいっぱいになって、ダイエットがはかどる」
ということ。

