ずっと、かゆいのに我慢してきたブラジャー問題。
この悩み、「ベビーパウダー」を使ったら、一気に解決した。
朝から胸がムズムズかゆい…
朝のメイクの仕上げに、顔にベビーパウダーをはたきながら、ふと、胸がかゆいことに気付く。
私は、服の素材によって、すぐ肌がかゆくなる。汗をかきやすい夏は、ブラジャーと肌が擦れて、胸の間や背中がかゆくなる。
肌に負担をかけないブラを選びたいと思い、ブラトップやワイヤレスブラを愛用している。それでも、猛暑の中では、むずがゆさがやってくる。
日中かゆくなっても、公衆の面前で胸の中をかくわけにはいかない。困る。困るけれど、何らかの対処を行うこともなく(というか対処しようという発想がなぜかなく)、今日まで生きてきた。
ブラジャーがかゆい理由
じつはこの「ブラジャーがかゆい問題」、悩んでいる人はけっこう多いようだ。アンダーバスト・胸の谷間・背中は、ブラジャーが密着して汗が蒸発しにくい“三大かゆみゾーン”。
汗に含まれる塩分やアンモニアが肌に残ると、それ自体が刺激となってかゆみを引き起こす。さらに、汗で湿った肌とブラジャーの生地が擦れ続けると、接触性皮膚炎(いわゆる下着かぶれ)に発展するケースもある。
あるいは、機械性じんましん(物理的な圧迫や摩擦で起こるじんましん)の可能性もある。ブラジャーのワイヤーやゴムの締め付けが皮膚内部の肥満細胞を刺激し、ヒスタミンが放出されてかゆみが生じる。同じブラジャーでも、体調やストレスの状態によって出たり出なかったりするのが特徴。
メイクの仕上げに使っていたベビーパウダーを胸に塗ってみる
むずむず、かゆさに顔をしかめつつ、メイクの仕上げに顔にパフパフしていたベビーパウダーを眺めながら、
「あっ。これだ」
とひらめいた。
ひらめいたというか、そもそも、ベビーパウダーは〈赤ちゃんのあせも・ただれ・おむつかぶれ・股ずれ〉を予防するためのもの。
- 汗で蒸れてかゆい胸にベビーパウダーを塗る
というのは、まさに本来の使用方法なのだ。
結果は大成功!全然かゆくない
バフバフと胸全体へ、おもむろにベビーパウダーをたたき、外出。
- おおおお〜!(拍手)
かゆくない!蒸れない!嫌な感じしない!
さすが、ベビーパウダー。今まで、ベビーパウダーの助けなしに生きてきて、ちょっぴり損していたような気がする。
ちなみに、使ったのは、資生堂の「ベビーパウダー」。

(資生堂 ベビー ベビーパウダー(プレスド) 50g 【医薬部外品】)
ルースパウダー代わりに顔にも使えるし、体のかゆみがなくなるし、これで300円とは言うことなし。
なぜ効くのか?資生堂ベビーパウダーの成分を見てみる
資生堂ベビーパウダーは医薬部外品であり、有効成分として「酸化亜鉛」が配合されている。全成分は以下のとおり。
酸化亜鉛(有効成分)、タルク、ポリエチレン末、流動パラフィン、ワセリン、精製水、クエン酸、リン酸二水素ナトリウム、香料
注目すべきは、有効成分である酸化亜鉛。酸化亜鉛は、皮膚科で処方される「亜鉛華軟膏」にも使われている成分で、医療用医薬品としての効能は「収れん・消炎・保護・緩和な防腐」。つまり、単に肌をサラサラにするだけでなく、炎症を抑え、肌表面を保護するはたらきがある。あせもの塗り薬が白いのは、この酸化亜鉛が入っているからだ。
さらに酸化亜鉛には、皮脂を吸着して肌をサラサラに保つ収れん作用がある。汗と皮脂でベタついた肌から余分な水分と油分を吸い取り、ブラジャーとの摩擦を軽減してくれる。まさに「ブラジャーかゆい問題」にとって、理にかなった成分といえる。
ほかの成分を見ると、タルク(滑石を粉末にした鉱物)は、肌表面をなめらかに整えて摩擦を減らす役割を担う。ワセリンと流動パラフィンが適度な保護膜をつくり、乾燥による肌バリアの低下も防いでくれる。
この商品がただのパウダーではなく「医薬部外品」である理由は、有効成分のはたらきによるもの。手頃な価格で、あせもの予防と肌の保護を同時にこなしてくれる。
かゆみがひどい場合は皮膚科の受診も検討を
注意点としては、ベビーパウダーはあくまで「予防」のためのアイテムだ。すでに赤みや湿疹が出ている場合、ベビーパウダーだけでは対処しきれない。かゆみを放置して掻き壊すと、色素沈着(掻いた跡が茶色く残る)や二次感染のリスクもある。
長期間、繰り返すようであれば、接触性皮膚炎や機械性じんましんの可能性も含めて、皮膚科で一度診てもらうほうが安心。

