医療レーザー脱毛で、VIOを脱毛してきた。
どのクリニックで医療レーザー脱毛を受けるか検討した結果、湘南美容外科クリニックにした。
- 「どれだけ痛いのか?」
- 「デリケートゾーンが荒れたりするの?」
- 「終わった後のチクチク感は大丈夫?」
事前にいろいろな不安があったけれど、終わってみたらものすごくあっけなかった。
私の体験談をできるだけ詳しく書いてみる。
医療レーザー脱毛欲がフツフツと湧いていた
最近、医療レーザー脱毛をしたいという気持ちが湧いていた。
その思うところは、下記記事に書いた。
アリシアクリニックを検討していたのだけれど、結局、湘南美容外科クリニックでやった。
決め手は、1回14,580円・3回29,800円という安さ。
- 「脱毛サロンの光脱毛じゃないよね??クリニックの医療レーザー脱毛だよね??」
と聞きたくなるほど安い。
照射回数は3回以下で考えていた
前回の記事で書いた通り、私はパナソニックの電動脱毛器「ソイエ」を使い続けることで、ワキの永久脱毛に成功している。
ワキ同様にVIO(デリケートゾーンのアンダーヘア)もかなり薄くなった。しかしVIOがワキと違うのは、まだ根強くまだらに生えてくるアンダーヘアがあるということ。しつこい。
日々の地道な処理が面倒になり、もうこの際、医療レーザー脱毛で一気に脱毛したいと考えての今回の脱毛施術。
すでに少し薄くなっているアンダーヘアからのスタートだから、施術回数は3回以下で十分。
6回以上の長期コースを契約する気はなく、単発で様子を見ながら1回ずつ照射していければと思っていた。
単発1回14,580円の湘南美容外科クリニックが条件に合致
そこへ1回だけの照射でも14,580円でできる湘南美容外科クリニックが、私の希望条件に合致。
湘南美容外科クリニックの前に検討していたアリシアクリニックの料金は下記の通りだった。
※Iラインを無毛にできるスムースプランの場合
アリシアクリニックと湘南美容外科クリニックは、回数など諸条件が違うので純粋には比較できないけれど、近しいところで比較すると、下記表の通り。
回数 | 合計金額 | 1回あたり | |
---|---|---|---|
アリシアクリニック | 5回 | 85,000円 | 17,000円 |
湘南美容外科クリニック | 6回 | 58,000円 | 9,666円 |
湘南美容外科クリニックは、アリシアクリニックの43%OFFという結果に。
別の表現をすると、湘南美容外科クリニックの6回照射は、アリシアクリニックの5回照射より27,000円安い。
想定より安い料金だった湘南美容外科クリニックは予算内に収まったので、湘南美容外科クリニックでVIO脱毛をすることにした。
予約の2時間後にはVIO脱毛完了という手軽さ
そんなこんなで、
- 「よし、湘南美容外科クリニックでVIOだけ脱毛しよう」
と思い立ち、すぐに最寄りの院から予約した。
なんと当日1時間後に空き枠があって、そのままトントン拍子にVIO脱毛してしまった(思い立って2時間後にはVIO脱毛が終わっていたという急展開)。
湘南美容外科クリニックのVIO脱毛 体験記
ここから、湘南美容外科クリニックでのVIO脱毛の工程を具体的に書いていく。
受付
店舗に入ると受付に3名の黒い服を着た女性が並んでいる。
そのひとりに名前を伝えると、問診票を渡された。書き終えると診察券が渡される。
こげ茶色のA4のクリアファイルと、番号が印刷された白い紙(レシートの紙質)を渡され、
- 「本日は(名前ではなく)この番号でお呼びします」
とのこと。
これはありがたい。
先日行った他の美容クリニックでは、いちいちフルネームで大きな声で呼ばれるのが嫌だった。
こげ茶色のA4ファイルは、表紙裏のホルダーに診察券や番号の紙を入れるようになっている。
中身の部分には、透明ポケットに入った施術メニューのチラシが綴じられていた。
チラシの施術メニューは脱毛に限らず、美容整形や美肌レーザーなど多岐にわたっていて、待ち時間に暇つぶしに眺めていた。
看護師による医療レーザー脱毛に関する説明
しばらくして番号を呼ばれ、仕切りのあるカウンセリングペースに入る。
担当の女性看護師から、自分のスマホを使って医療レーザー脱毛に関する説明動画を見るように言われ、説明動画へのアクセス方法を教えてもらう。
担当者が口頭で説明するのではなくて、動画を各自のスマホで見させるとは新しい。
動画の内容は、医療レーザー脱毛に関する基本的なレクチャーだった。
動画を見終わったら呼び出しボタンを押す。すると看護師がやってきて施術について一通り説明してくれた。
医師によるデリケートゾーンの診察と注意事項伝達
湘南美容クリニックでの脱毛体験レポートに戻る。
アレキサンドライトかウルトラ美肌脱毛か、どちらの脱毛にするかを決めたら、次のステップは簡易ベッドのある診察室へ移動して医師による照射部位の診察だ。
下半身は下着も含めてすべて脱ぎ、裸の上からタオルを巻く(小学校のときにプールで使った巻ラップタオル)。
案内してくれた看護師より、
- 「医師は男性ですが、必ず一緒に女性看護師が入りますので」
と事前に断りが入った。
着替え終わってしばらくすると、男性医師と女性看護師がコンビで登場。
指示通り簡易ベッドに横になると、女性看護師が下半身の巻きタオルをめくる。
驚いたのが、そのスピード!こちらへの配慮ということなのか、
- 「絶対そんな瞬間的に診察なんてできないでしょ!(笑)」
というスピード感。
看護師が、
- バッ!(めくる)→サッ!(戻す)
てな具合で、ほんと1秒ほどの出来事。
その中を見た(?)医師は、
- 「だいじょうぶでしょう!」
とコメント。
まあ、何か問題あれば、脱毛施術を担当する看護師がレーザー照射する時点で気付くわけで、医師のチェックは本当に便宜上の診察という感じだった。
その後、医師から、
- 「毛が抜けるというよりも、徐々に細くなると考えてください」
- 「照射を繰り返すことで徐々に効果が得られるものなので、気長にやっていきましょう」
と諭すような言葉をかけられた。
事前に客の期待値を下げてクレーム予防をするための会話なのだろうとおとなしく聞く。
カウンセラーによる明細書の説明・支払
診察が終わると服を着て一度待合室に戻り、今度はカウンセラーと個室に入る。
本日行う施術内容の最終確認が行われ、明細書が作成された。
料金の確認と同意書へのサインを行い、支払を行う。
明細書を作成するときに、アフターケア用の化粧品の購入など勧められたが、すべて丁重にお断りした。
看護師による医療レーザー照射
お会計が終わると、いよいよレーザー脱毛を行う処置室へ移動。
簡易カーテンで仕切られている狭いスペースに、グレー色の大きなマシンが置いてある。これがジェントルレーズ(機種名)か!とまじまじと見てしまう。
案内してくれた担当看護師に、下半身裸になってベッドに仰向けになり、ブランケットをかけて待つように言われ、その通りにする。
隣の処置室では他の人が脱毛施術中の様子で、「ピッ、ピッ、ピッ、ピッ……」とレーザーの音が聞こえてくる。
1ショットごとに「ピッ」という音がしているらしい。
看護師登場
再び看護師が登場し、脱毛部位の確認。レーザーを照射する部位(=脱毛したい部位)にペンで印を付けていく。
それから、目にレーザーが入らないよう保護するために、変なゴーグルを装着。
「変な」というのは、普通のゴーグルではなくて、オレンジ色のシリコン製でできていて、顔の上に乗せるだけのミニサイズのもの(乗せているだけなので、横を向いたら落ちる)。
ゴーグルというより、アイパッドという感じか。
ちなみに、脱毛施術の前には、脱毛したい部位の毛を剃っておく必要がある。
私は脱毛しようと思い立って1時間後が予約時間で、自分でシェービングする時間がなかったため、クリニックで看護師に剃ってもらった。
有料(1000円)だったが、剃ってもらうとラクだった。
照射開始
そしていよいよ、脱毛の医療レーザーを照射開始。何が心配って、一番は痛み。
ネット上では、
- 「痛くて耐えられなくて出力を下げてもらった」
- 「出産より痛い」
- 「冷や汗でびっしょりになった」
などの声を、散々見ていたので。
しかし、結論から書くと私は全然、痛くなかった。
全然というと語弊があるけれど、普通に耐えられるレベル。もう少し痛みが少なかったら、寝られるレベル。
冷却装置が優秀なのか毛が少ないからなのか
私が選んだ機種のジェントルレーズは、脱毛レーザーの照射と同時に「冷却ガス」が出るようになっていて、
- 「ピッ!」(照射合図の電子音)
- 「シュパンッ!」(冷たいのが出る)
の2つの音が同時に、1秒ごとに鳴り続いている感じだった。
その“シュパン!”の冷却効果によって、痛みは麻痺し、かなり軽減されていた印象。
私の場合は、すでにアンダーヘアの本数が少なくなっているので、その分、痛みも少ないのかもしれない。
それにしても、こんなに痛くないとは思わなかったので、ラッキー。
「痛かった!」という声をよく見掛けるため私はレアケースかもしれないが、こんなラッキーパターンもあるということ。
特に恥ずかしいとは思わなかった
シェービングをお願いしたこともあって、すみずみまで手入れしてもらった印象。恥ずかしいとは思わなかった。
脱毛サロンのエステティシャンが相手だったら、我に返ったりもするのかもしれない。
クリニックの脱毛だと施術する人が「看護師」なので、病院で治療や診察を受けるときと同様に頭を切り替えた感じ。
あちらも仕事として慣れきっている様子だし、こちらも割り切った気持ちだった。
所要時間30分ほど?でVIOレーザー全照射完了
Vラインから始まったレーザー照射は順調に進み、Iラインへと進む。

V→I→Oの順に照射していく
Iラインも、痛みは余裕で我慢できる程度。
レーザー照射の最初には看護師さんが「せーのっ」と小さく声をかけてくれて心構えができるように配慮してくれたり、痛みが大丈夫か声をかけてくれたり、痛みに対しての配慮を十分にしてもらえたことも心理的な安心感につながった。
VラインとIラインは仰向けでの照射だったが、最後はうつぶせになってOラインを照射してもらった。Oラインも、それほど痛くない。
各部位の痛み度は、Iライン>Oライン>Vラインの順に痛かった。
所要時間は処置室への案内や前後の着替えなどすべて含めて30分くらい?だろうか。
照射自体は15分程度で、想像していたよりもあっという間に終わった印象だった。
VIO脱毛1回目終了後の肌の様子。チクチク感や乾燥は?
VIO脱毛1回目終了後の私の感想は、
- 「なーーーーんともない」
- 「あっけない」
- 「こんな簡単なら早くすれば良かった」
というもの。
事前に、ヒリヒリするとか乾燥するとか、いろいろ聞いていたので、「こんなにあっけなくていいのかしら……??」と思うほどに、なんともない。
ヒリヒリもしない、特に乾燥もしない、チクチク感もない。
夜、シャワーを浴びたときにデリケートゾーンに触れてみたけれど、いつもと同じ。何も異変が起きていない。医療レーザー脱毛をした痕跡が全然ない。
いや、もちろん、シェービングした後にレーザーを当てているので、ツルンツルンではある。しかし、肌がダメージを受けている様子はまったく感じられなかった。良かった。
その後、翌日夜(照射36時間後)になって、若干デリケートゾーンが乾燥してかゆい?気がしたものの、その感覚もすぐになくなってそのまま忘れてしまった。
1週間〜2週間の間にスコンと毛が抜けていってツルツルに
5日経つ頃から、照射した部位の毛が勝手にスルンと抜けてった。
1週間〜2週間経つ間には、ほとんどすべての毛が抜けてツルツルの状態に。
もし海やプールなど、VIOのムダ毛処理をしておきたいタイミングがあったら、予定の2週間以上前にレーザー照射日の予約をしておくと当日ツルツルの状態になる。
2ヶ月以上ツルツルをキープ
1〜2週間で毛が一度抜けると、そこからしばらくはツルツル期間が続いた。この期間はお手入れ不要。
次の毛周期が巡ってきて、まだ生きている毛穴から新しい毛がチラホラ生えてくると、また少しずつお手入れが必要になってくる。
(レーザーの照射を繰り返すごとに生きている毛穴の数が減っていって、最終的には生えなくなる)。
私の場合は1回の照射でおよそ2ヶ月くらいは、ほぼ完全なツルツルがキープできていた。
事後談:自宅用レーザー脱毛器とIラインの追加照射でVIO脱毛完了
この記事を最初に公開したのが2017年12月だった。
それから1年半後の2019年7月現在、私のVIO脱毛は完了している。
さすがに1回の医療レーザー脱毛で脱毛完了は不可能だったので、続きの脱毛をできるだけ安く効率的に進めるために検討した結果、
- 自宅用の光脱毛器の購入
- Iラインだけ約6000円で医療レーザー脱毛追加照射
という2本柱で乗り切った。
それぞれの詳細は、下記記事へ。