前回、「イライラ破壊的性格に変貌したのは部屋着が原因だった話」という記事をアップしたが、「鍵は腸環境なのか??」と思った。
ヨガのインストラクターの言葉が妙にフィット
ヨガのレッスン中、インストラクターがポーズごとにコメントを入れることがある。
- おなかの引き締め、便秘改善に聞くポーズです
とか、
- 集中力を高め、自分とつながりやすくなると言われています
とか。
すーっと聞き流している感じで、そんなに熱心に聞いているわけではないが、たまたま、
- 腸環境を整えると、心が穏やかになると言われています
という言葉に、耳がピタッ!と貼り付いてしまった。
そうそうそうだった。腸環境と心って、何やら深い関係にあるっぽいのだった。
下剤を使っていた頃は妙にイライラして仕方なかった
過去に下剤を乱用して腸を痛めつけてしまった時期がある。この頃は、妙にイライラして、仕方なかった。
便秘になったときも、そう。体がムカムカするとはまた別の問題で、気持ちがイライラするのだ。
腸内環境にせよ、(締め付けなどの)腸外環境にせよ、「腸」を機嫌の良い位置に置いてあげることが、「機嫌」をコントロールするひとつのやり方なのかもしれない。
腸が快調な時期はメンタルも快調
自分の人生を振り返ってみても、腸の快調グラフと、メンタルの快調グラフは、リンクしている気がする。
腸の調子が良い時期は、人生の調子も良い時期だ。
腸のふしぎな話
腸ではセロトニンが作られているとか、第二の脳だとか、聞きかじったことはあるが、改めて検索してみた。
下記の記事が、興味深かった。
一部引用すると、
腸が脳に感情のサインを送る
腸には迷走神経という、大きくて、厄介な神経が埋め込まれている。研究では、その繊維の最大90パーセントまでが腸から脳へと情報を運んでいることが明らかとなっている。言い換えると、脳は腸からの信号を感情として解釈しているのだ。だから、あなたは心から腸を信頼するべきだ。
カラパイア
何を食べたかで腸が気分に影響を与える
様々な食事をチューブを通して腸に与えた実験からは、被験者が何を”食べている”のか分かっていなくても、気分に影響を与えることが確認された。例えば、脂肪は、脳の天然の麻薬であるドーパミン放出の引き金となるようで、幸福感や喜びを増加させる。一方で、炭水化物は、幸せ神経伝達物質セロトニンの放出を刺激する。
カラパイア
などなど。引用元が海外メディアの翻訳なので、どこまで信頼してよいかはわからないが、今までの自分の経験と照らし合わせる分には、十分納得できる。
「毎日を穏やかな気分で楽しく暮らす」というのが、結局のところ幸せに直結すると考えると、「腸」に注意を向けることは、とても有益なことに思える。