「この本を読んだら、気分が明るくなった!」「わたし、変われるかも!」と思う本に出会っても、読み直さないと、時間の経過とともに元に戻ってしまう。
定期的に読み直せば良いのだが、一度読んだ本を読み返すのは面倒なもの。
そこでおすすめなのが、「オーディオブックの音声で、何度も聞いて、ラクして脳に刷り込む」という方法。
iPhoneですぐできるKindleの読み上げ機能はとても便利
できる限り本はKindleで購入している。部屋に物体としての本を増やしたくない、というのが一番の理由だが、KindleだとiPhoneを使って「即席オーディオブック」にできるのもうれしいのだ。
まず、iPhoneにて、下記の設定をする。
設定→アクセシビリティ→スピーチ→画面の読み上げをオン
この設定をしておくと、iPhoneの画面にある文字を、音声で読み上げてくれるようになる。
読み上げを開始したいときは、Kindleアプリで読み上げたい本のページを開いた状態で、
- 2本指で画面を上から下へスワイプする
または
- Siriに「画面の読み上げ」と話しかける
の、どちらかの動作を行う。すると、読み上げが起動して、音声で読み上げてくれる。
昔の読み上げ機能は、機械的すぎて使い物にならなかった。しかし、今の読み上げ機能は、かなり自然なレベルにまで達している。ときどきおかしな読み間違いをしてくることだけ目をつむれば、普通に聞くことができる。
【追記】Kindleアプリの「アシストリーダー」が便利
2024年にKindleアプリへ追加された「アシストリーダー」機能を使えば、Kindleアプリ内の操作だけで電子書籍の音声読み上げができる。設定は以下のとおり。
- Kindleアプリで読みたい本を開く
- 画面上部の「Aa」アイコンをタップ
- 「その他」タブを選択し、「アシストリーダー」をオンにする
- 本のページに戻り、画面をタップすると下部に再生ボタンが表示される
- 再生ボタンを押すと読み上げが開始される
再生速度は0.5倍速〜3.5倍速まで調整できるうえ、読み上げ中の箇所がハイライト表示されるため、目と耳の両方で内容を追える。自動ページめくりにも対応しているので、手がふさがっている状況でも読書を続けられる。
バッググラウンド再生やロック中も再生したいならaudiobook.jpなどのオーディオブックが最適
一方、読み上げ機能のデメリットを挙げるとすると、次のようなところ。
- アシストリーダーはバックグラウンド再生に対応していない
- iPhoneの読み上げ機能は、ページをまたぐときに音声が途切れやすい
- 漢字の読み間違いが一定頻度で発生する
これを解決する方法としては、オーディオブックの購入がある。iTunesに入れておけるので便利。
私は、audiobook.jp(旧febe)をずっと使っている。私は心底気に入った重要な本は、Kindle版とオーディオブックと、両方を購入するようにしている。
最近だと、大嶋信頼さんの下記の本をオーディオブックで購入した。




いっぽう、Amazonが提供するAudible(オーディブル)も選択肢だ。月額1,500円で12万冊以上が聴き放題と、コンテンツ数ではaudiobook.jpを上回る。ただし日本語書籍のラインナップに関しては、audiobook.jpに強みがある場合も多い。
両サービスとも無料体験を用意しているため、自分の読書ジャンルに合うほうを試してみるとよい。
精神的にやられたときの特効薬になる
オーディオブックは、読書する気力は皆無なほど精神的にケチョンケチョンにやられてしまったときの、「特効薬」としても機能する(耳にイヤホンぶっ刺して再生するだけなので)。
「自分で何かをする」エネルギーがゼロに近い状態でも、耳からの情報は脳に届く。メンタルが落ちているときこそ、過去に「この本に救われた」と感じた一冊をオーディオブックで聞くようにしたい。

