歯列矯正のリテーナー。最初、どうしても慣れなくてつらい思いをする人も多いはず。
でも、我慢しなくても、形を調整してもらえる場合があるのだ。
リテーナーの再作成で知った、「形は調整できる」という事実
先日、下記の記事でリテーナーを再作成したことを書いた。
新しいリテーナーは、旧リテーナーと同じように作ってもらったはず。それなのに、装着すると、ものすごく違和感がある。
上あごに付いているピンク色部分の厚みが、旧リテーナーよりずっと厚くなったように感じたし、舌に当たって、非常にしゃべりにくい。
このとき、私は初めて知った。
- 「同じようにリテーナーを作っても、こんなに違いがある」
ということを。
前回と違っていたので医者に伝える
恐らく、これが初めてのリテーナーだったら、
- 「これがリテーナーというもの」
だと捉えるので、違和感があっても、
- 「慣れるしかない…」
という思考回路になる。我慢するしかないと思い込んでしまう。
しかし、私は比較対象となる「前回作ったリテーナー」を知っているので、それとの違いを伝えた。
すると医者は、
- 「前回と同じように作っているけれど、まったく同じというわけにはいかないんですよね」
と言って、リテーナーを持って席を外し、別の場所で調整してきてくれた。
ピンク色の部分をかなり削ってくれたらしく、調整後のものは、違和感なく装着することができた。
リテーナーが合わなかったら、我慢するより調整してもらって快適に装着すべし
「リテーナーを装着しなかったら、後戻りしてしまった」という話を、ネットで見掛けることがある。
リテーナーの違和感が強かったり、話しにくかったりすると、つい、リテーナーを敬遠しがちな気持ちもわかる。
でも、リテーナーは調整してもらえるのだ。
自分に合わないリテーナーを「いつか慣れる」と我慢して付けるよりも、「どこにどう違和感を感じるのか」をしっかり伝えて、可能なら調整してもらった方がいい。
リテーナーは、1〜3年、お世話になるものだから、少しでも快適な方が良いに決まってる。