ナイアシンフラッシュについて、こちらの記事に書いたが、ナイアシンフラッシュが引かなくなって、皮膚科を受診したことについて、まだ詳しく書いていなかった。
ナイアシンは蓄積する?引かなくなったのは4日目の朝だった
ナイアシンは、上手にフラッシュさせずに不発に終わると、体内に溜まっていくような気がする。
というのも、フラッシュが起きづらい食後に500mg錠を飲んだり、さらに重ねて1日に2,000mg飲んでみたりしたところ、ナイアシンを多めに飲み出して4日目の朝に、手足の赤みが引かなくなってしまったのだ。
そして、その後、赤みはどんどん増殖。ミミズ腫れが大きくなったようなボコボコとした赤みが、全身へと広がった。
不思議なことに、顔には、ボコボコは出なかった(ナイアシンフラッシュさせるときには顔が赤くなるのに)。
ボコボコが特に出た箇所は、手首の内側、足首の内側、膝、太もも。お腹にも出ない。
ナイアシンフラッシュで皮膚科を受診
4日目の朝、人から「どうしたんですか?」と指摘されるほど手足の湿疹が広がってしまった。しかも耐え難い猛烈なかゆみが襲ってきたので、慌てて皮膚科へ。
医師は診ると「これは薬疹ぽいね」との指摘。
ただ、結論から先に書くと、その後、ナイアシンを再開しても湿疹は出なかったので、一般的な薬疹(免疫ができてその後は原因の薬を服用するとすぐに湿疹が出るようになる)とは、違う気がしている。
皮膚科ではステロイドの塗り薬と飲み薬を処方された。
「最近飲み始めたサプリメントのせいかもしれない」と伝えると、「サプリメントでこんなに湿疹は出ないはずだけどね」と言われた。
それから3日以上、かゆみに悶絶、本当につらかった
皮膚科にかかって薬を処方されて、それから湿疹が引くまで、実に3日かかった。
かゆみと赤い腫れは徐々にひどくなり、いつ引くのかと不安なった。手でかくと、さらに強いかゆみに逆襲される。仕方ないので、ペチペチ叩いていた。
いつまで続くのだろうか??と思いつつ、動くとかゆみがひどくなる。できるだけ仰向けにベッドに寝てじっとして過ごした。
3日ほど経って、ようやく湿疹・かゆみ・赤身が終焉に向かいだした。
こんなひどい目にあってもナイアシンをやめないわけ
湿疹が出て、もうナイアシンを飲めなくなるかと思ったけれど、その後、おそるおそる再チャレンジしたら、だいじょうぶだった。
量を細かく調整するため、500mgのナイアシンの他に100mgのナイアシンも揃えたりしながら、いろいろ試してみたところ、私の場合は、1日あたりのナイアシン量は1,000mgが限界のようだ。
最初に飲んでいた500mgのナイアシン
おそらく、1日1回・1錠500mgだけを飲んでいたら、湿疹は出なかったと思う。今も500mgだけなら、湿疹は出ずに無事に飲めている。
初めてナイアシンフラッシュを体験した後、その感覚がおもしろくて、調子に乗って量を増やしてみたのが、まずかった。
調整用に追加購入した100mgのナイアシン
ナイアシンフラッシュが引かない事件が起きた後、容量の少ない100mgのナイアシンを追加購入した。
100mgであれば、電車に乗っていて他人に見られても許容できるレベルにしかフラッシュしないので、帰り道に飲むことも。
毎日飲み続けていると、日によっては全くフラッシュせずに終わる日もある。
ナイアシンは慎重に飲むに越したことはない
幸い、あれ以来、湿疹が出るような事態には至っていない。
ただ、ナイアシンは海外メーカーを飲むことになるのでメーカーのサポートが受けにくい。徐々にチャレンジする人が増えているとはいえ、圧倒的にマニアックな、裏技サプリになる。
とにかく、よくいろいろなサイトの情報を収集して、慎重に飲むに越したことはないと、改めて思った。