今日の話は、昔からそうしている人にとっては、「は?今さら?」という話。
でも、私にとっては、大感動だったのだ。
「濡れている髪の毛をとかしてはいけない」と思ってた
私の髪は、かなり長い。これからもロングヘアでいきたい。髪のダメージや健康には、人一倍、気を遣っていると思う。
その中で、
- 濡れている髪の毛は、とかしてはいけない
という決まりが、自分の中にあった。
- 「濡れている髪の毛は、キューティクルがゆるくなっているので、摩擦に非常に弱い。
濡れている髪の毛をとかすと、摩擦でキューティクルがボロボロになる」
と信じていたからだ。
だから、髪の毛を洗ってタオルドライした後、とかさないままドライヤーを当てていた。
80%ほど乾いてから初めて、コーム付きドライヤーでとかしながら乾かす、という具合。
生まれて初めて、くしでとかしてから乾かしてみた昨晩
しかし、つい、昨晩のことなのだけれど、ふと、
- 「でも、美容師さんって、目が粗いコームで髪の毛をとかしてから乾かしているよねえ…」
と、気付いてしまったのだ。
うちには目が粗いコームはない。ちょっと迷ったけれど、普通のつげぐしで、ザザッととかしてみた。
もっと、キシキシキシ〜ッ、と引っかかると思いきや、引っかかることもなくスムーズ。
とかして整った後の髪の毛を、いつものナノケアのドライヤーで、ブワーッと乾かしていく。
50%くらい乾いたところで、
- 「あ、あ、あれ…???」
妙に妙に妙に、髪の毛が、なんだか、
- トゥルントゥルン
なのだ。
そして、80%まで乾かしたところで確信。
- 「これ、“美容室帰りの仕上がり”ってやつだ…!」
何度も何度も何度も触りたくなる、髪触り。
そして、ブローしなくても、いて欲しい場所にお行儀よくいてくれる、まとまり感。
- 「髪の毛をとかしてから乾かすと、こんなに美髪がカンタンに整うんだ!!!」
今までの何十年の人生、バサバサに乾かしてから、ブローして整えるという、なんて無駄なことをしていたのだろうか。
翌朝の髪のまとまり感も◎
いつもなら、朝起きると、髪が絡まりまくって、大変なことになっている。
しかし、とかしてから乾かしたら、翌朝のまとまり感も◎。
濡れた髪をとかす摩擦のデメリットよりも、寝ている間に髪が絡まる摩擦のデメリットの方が大きいだろう。
だからこれからは、堂々と、髪をとかしてから、乾かそうと思う。
とっくの昔に常識的にそうしている人にとっては、無意味な記事で申し訳ない。
もし、私のように、とかさないことにがんばっている人がいたら、「とかしてから乾かす」を試してみても、いいかもしれない。