大人になってもできる、「芯」があるニキビは、長居することが多い。
私の場合、「長引くな」と思ったら、油浸しにして枯らして治している。
若かりし頃のケア方法では妙に長引く、大人のニキビ
小鼻や口の周りに、
- プツッ
と、ニキビが出現することがある(飲み会・会食続きだった後に多い)。
昔は、
- しっかり洗浄し皮脂を除去する
- 皮脂吸着系の薬や化粧水を使う
- 状況に応じ高濃度ビタミンC美容液を塗る
……という方法を取っていた。
方向性として、
- 皮脂を取り除く
ということに、重きを置いている(ビタミンCにも脱脂力がある)。
確かに、10代から20代前半頃のニキビ(いわゆる思春期ニキビ)は、この方法で一定の効果を実感できていたと思う。
しかし、アラサー世代になってから、
- 「なんか、違う」
と思うようになってきた。
アラサーになると、芯ありニキビが妙に長引く。しかも、ニキビ跡になる
アラサー世代になると、昔のケア方法では、妙にニキビが長引くのだ。いっそ、禁断ではあるが芯を抜いてしまった方が、治りが早いくらいだ。
なっかなか治らないくせに、やっと治ったと思うと、ニキビ跡になる。しかも、そのニキビ跡が、シミになる。
- 「これは、まずいわ」
と、大人になって、改めてニキビと向き合うことになった。
いろいろ試して効果があったのは「油でたたく」という方法
あれこれ試した結果、今のところ一番効果があったのは、
- 油でたたく
という方法だ。
どうも、大人ニキビは、乾かせば乾かすほど、治りが遅くなっていくようなのだ。
若い頃のニキビとは逆転の発想で、スキンケアオイルでたっぷりコーティングして一晩寝ると、
- シュルシュルシュル〜ッ…
と、頑固な芯ありニキビが縮小している。最後は枯れていなくなる。
イメージとしては、湿潤療法に近い
油でたたく方法は、イメージとしては、「湿潤療法(モイストヒーリング)」に近い。
傷を乾燥させて治す従来の方法とは異なり、傷口をばんそうこうなどでピッタリ密封し、うるおいをキープすることで、治りが早くなり、傷跡も残らない。
「キズパワーパッド」で、有名になった方法だ。
どの種類のオイルが効くのか?
私が実際に試して、効果を確認できているオイルは、アルガンオイルとスクワラン。どちらも、特にブランドにはこだわらず。100%ピュアなものを選ぶくらい。
逆に、下記のオイルは、NGではないものの、アルガンオイルやスクワランに比較すると、効果が薄いように感じた。
- ホホバオイル
- オリーブオイル
- アーモンドオイル
これは相性があるだろうから、まずは、自宅にあるオイルから試してみると、良いかもしれない。
跡を残さないためには紫外線カットが超重要
炎症を起こしている状態で紫外線を浴びると、そのまま跡になるリスクが高い。
ニキビに余計なメイクを施さない方が治りは早くなるが、日を浴びるとなると、話は別。
日焼け止め+UVカットのあるコンシーラーで、しっかり隠した方が、むしろ紫外線カットになって良い。