ミニピルのセラゼッタを服用開始して56日目、初めて飲み忘れをしてしまった(ほぼ24時間の飲み忘れ)。
飲み忘れについて検索していたら、改めて、ミニピルについては正しい情報が少ないことを実感。
質問サイトのやり取りなどで、勘違いされていることが多かった点を含めて、情報をまとめてみる。
ミニピルとは何か
まず、そもそもミニピルとは何か?については、このブログでも何度も記事にしてきているけれど、外部サイトでは、ピルの有名サイトである「ピルとのつきあい方」が一番わかりやすかった。
また、セラゼッタの処方をしている皮膚科のブログ「肌のクリニック院長の肌ブログ」の情報も詳しい。
※このブログ内のミニピルの記事はこちらから見られる。
飲み忘れの許容時間は、基本的に3時間まで
ミニピルは、「黄体ホルモンが少量配合されているだけ」のピルなので、低用量ピルよりもさらに、効果が弱い(その分、副作用も弱いので、私はそのメリットを享受するために飲んでいる)。
ピルの代表的トラブルといえば、「飲み忘れ」。
基本的に、どのミニピルも、「3時間以内の飲み忘れはOK・3時間以降の飲み忘れはNG」と案内されているようだ。
私が飲んでいる「セラゼッタ」については、ミニピルであるにもかかわらず、ほぼ排卵を抑制できるタイプなので、12時間以内の飲み忘れはOKとされている。
デソゲストレルを使用したミニピルであるCerazetteでは、
ほぼ排卵を抑止できますので12時間の飲み忘れまでは許容されます。
ピルとのつきあい方
ただし、前述の皮膚科のブログによれば、排卵抑制率は97%なので、避妊効果を確実に得るためには、3時間以内の飲み忘れにとどめておいた方が良いとのこと。以下引用。
当院で処方しているセラゼッタは排卵も抑制するため、飲み忘れても12時間以内のずれであれば問題ないとされていますが、排卵抑制の効果は97%ですので、当院では他のミニピルと同様に3時間以内のずれに留めるように指導しています。
肌のクリニック院長の肌ブログ
セラゼッタ3時間以上の飲み忘れがあった場合の対処法
では、3時間以上の飲み忘れがあった場合は、どうすれば良いのだろうか?
前述の皮膚科のブログでは、下記のように説明されている。
3時間以上飲み忘れがあった場合には、その後の7日間は他の避妊方法を併用することで、避妊成功率を上げることができます。
肌のクリニック院長の肌ブログ
- 飲み忘れ後、7日間は他の避妊方法の併用が必要
ということは、
- 飲み忘れ後、7日間で避妊効果が復活する
ということが読み取れる。
また、ミニピルの場合は、休薬期間がないので、休薬期間に入るという措置はない。これを間違えている人が多かった。
ミニピルは、同じ一定量のホルモンが含有された錠剤を、365日、毎日飲み続ける。
なので、飲み忘れた場合も、対処法は単純で、また継続して飲み続けるというだけ。
できるだけ飲み忘れの被害を小さくするためには、飲み忘れに気付いた時点ですぐ1錠飲み、次の服用時間が来た時点でまた1錠飲む、というやり方がいい。
セラゼッタ24時間飲み忘れ後の不正出血
飲み忘れたら、その後7日間継続服用すると、またミニピルの効果は復活する。
一方、私が気にしているのは「不正出血」について。
初めてセラゼッタを飲み始めて、7日目〜22日目頃まで、ダラダラと少量の出血が続いていた。これがわずらわしかった。
その後、出血が止まった23日目から、飲み忘れする56日目まで、1ヶ月以上の間、まったく出血がなく快適な状態で推移してきていた。
で、せっかく出血なしで快調に過ごしていたのに、飲み忘れがきっかけで、またダラダラとした不正出血が始まったら嫌だな、と思っていた。
今のところ、出血する気配はなし。もしも、その後変化があったら、追記する。