過食衝動は今もありますか? あればその時に衝動を抑えるためになさっていること、また食事を摂り過ぎた後にしているケアを教えてください

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2018年1月分の質問回答その3。

過食衝動は今もありますか?
あればその時に衝動を抑えるためになさっていること、また食事を摂り過ぎた後にしているケアを教えてください。

食生活を糖質制限にしてから、異常な過食衝動はなくなってしまった

摂食障害だった頃、とてつもない過食衝動に襲われる毎日が、とてもつらかった。

食欲抑制について、正攻法から不健康でとがめられそうな方法まで、いろいろな方法を試した。

過去記事でも何度か取り上げている。

「食欲抑制」について書いた記事のリスト

今でも、時々、食欲が暴発するときはあるけれど、「過食衝動」というほどひどくなることは、ゼロになった。

何らかの栄養素が不足していると、その栄養素を求めて食欲が暴発することがあるため、サプリメントを使って栄養補給を始めたことは、大きな転機となった。

摂食障害の異常食欲に襲われて止まらないときにどう対処するべきか

それに加えて、ダイレクトに効果が感じられたのは「糖質制限」だ。

というのも、私の「過食衝動」は、「血糖値の乱高下による心と体のバランスの乱れ」が原因だったと感じるからだ。

同じタイプの人(血糖値に心や体の状態が振り回されやすいタイプの人)であれば、糖質制限をすることで、かなり過食衝動は抑えられるのでは?と思う。

今でも、「食べすぎた」ということはある

ひどい過食衝動はないものの、

  • 食べすぎた

ということは、今でもある。

今でも「自分は普通じゃないな〜」と思う一面

「普通」 or 「異常」という尺度であえて捉えるなら、私が今でも自分を異常だと思うのは、忘年会・新年会・結婚式・パーティ・飲み会等で、他人と飲み食べした帰りに、何かを食べたくなるということだ。

ごく身近な気心知れた相手ではなく、多かれ少なかれ気を遣う相手の場合、ストレスを感じるようで、それを発散したい気持ちになるのかもしれない。

また、すでに他人と一緒に自分のコントロール外のものを飲み食べしたことで、

  • 「今日は食べても良い日にしよう」

と、たがが外れる面もある。どうせ食べてしまった日だから、食べたいものをさらに食べておこう、みたいな気分になるのだ。

その場では、皆が、

  • 「あ〜おなかいっぱい〜」
  • 「ホントだね〜」
  • 「苦しくてもう食べられないよ〜」

と言っているのに合わせつつ、内心「わたし、まだ食べられるけどな」と思っている。

そして、帰り道で食べ物を買って、家で再び食べている自分は、「普通」ではないのだろう。

一日くらい食べすぎても、今は気にしていない

そんな風に、ストレスやたがが外れたことで、「食べすぎる」ことはある。昔と違うのは、そんな自分を、全然責めていないこと。

昔だったら、食べてしまった後に、自分のことを責めて責めて、責め殺してしまったくらいだった。けれど、今は何も思わない。

あえてどういう気持ちか表現すれば、

  • 「わたしは食いしん坊で仕方ないな!」

くらいにしか、思っていない。

たぶん、これは結構、大きなポイントだと思う。

というのも、自分を責めていると、結局ストレスが溜まるので、次の過食衝動へとループしていくのだ。

今は、一日くらい食べすぎたからと言って、気にしないので、すぐに普段の食生活へと戻っていくことができる

昔は、例えば、お土産のお菓子をその場で食べるしかなく飲み込んだだけで、そのカロリーを消化しようと、必死になって代償行為をしていた。

今は、一日食べすぎたからと言って、特に何もしていない。何もせずに、いつもの食生活に淡々と戻る。

結局、これが一番やせると思う。

食べすぎが“続いた”後の調整はどうするか?

一方、一回の食べすぎではジタバタしないものの、会食続きや長期旅行、気の緩みなどで食べすぎが続いたときは、リセットするための調整する。

私のやり方は、

  • 一定期間、単品のリセット食材だけを食べる(それ以外は食べない)

という形。特定食品だけをOKにした「断食」のようなイメージが近い。

リセット食材は、自分の今までの経験で、「私はこれを食べると、体がリセットされる」と感じているものを使う。

書き出してみると、次の通り。

  • りんご
  • 豆腐
  • 生野菜

過去には、これ以外に「ヨーグルト」「グリーンスムージー」「チアシード」「ゆでたたまねぎ」等を使っている時期もあった。

リセット食材は、1つ(多くても2つ)程度を選んで、数日〜1週間、食べる。

糖質制限しているが、私にとってはりんごだけは特別

「りんご」は果糖が含まれて糖質制限的にはNG。ただ、私にとってはデトックス効果が高い食べ物なので、リセットするときには今でもりんごの力を借りている。

食べすぎて、むくみや肌のくすみが出ているときは、1日〜3日程度、りんごだけを食べる「りんご断食」をして、リセットする。

その後は、糖質制限的な食生活に戻っていく。大切なことは、必ず「生」で、空腹時に「単体」で食べること。

フルーツは、「空腹時に生で単体で食べる」という食べ方を守っていれば、たくさん食べても太らない(私の場合は)。

昔、ローフードやナチュラルハイジーンの食生活を徹底していたので、そのときの経験から来ている。

糖質を数日徹底的に抜くと、リセットが早い

もうひとつ、食生活が乱れたときに必ずしていることは、3日〜1週間、徹底的に糖質を抜くということ(ゼロにできる限り近づけるレベルで。1日10g以下目安)

私は、りんごで体をデトックスした後に、糖質徹底カットに移行することが多い。

卵や肉は、ほとんど糖質が含まれていないので、たくさん食べてもOK。豆腐は若干糖質含まれるので、パッケージの糖質量を確認しながら食べる。

1〜2日、徹底的に糖質を抜くと、糖質由来のむくみが抜ける。顔や体が目に見えてスッキリする。

暴発していた食欲も、パタッと消滅して、もとの食生活に戻りやすくなる。

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