ダイエットのために、エスカレーターやエレベーターを使わずに、がんばって階段を上がっているとしたら要注意。
私はそれで、脚が太くなってしまったから。そして、階段をのぼるのをやめたら、脚が細くなった。
「のぼりの階段」は(人によっては)脚を太くする
階段を上がると、脚は細くなるのか、太くなるのか。これは、両方とも間違いであり正解である。
というのも、階段を上がることによって
- 脚が細くなる人
- 脚が太くなる人
の2通りが存在するから。
階段を上がって脚が細くなるためには条件がある
階段を上がって脚が細くなるためには、条件がある。
それは、
- 脚にゆがみがなく、バランス良く筋肉を使えていること
つまり、正しいフォームで階段が上がれる人は、上がれば上がるほど、筋肉を引き締める筋トレができて、脚が細くなる。
ところが、逆に脚にゆがみがあって、筋肉の使い方が偏っている人は、上がれば上がるほど、筋肉の付き方がアンバランスになり、脚が太くなる。
そして、「脚が太い」と悩んでいる人の多くが、脚のゆがみを抱えている。
その状態で階段を上るのは、百害あって一利なし。ちなみに私は、かなりのO脚で、ゆがみを自覚している。
私は階段を上がっていたら、実際に脚が太くなった
脚やせを叶えたくて、日々の中でできるエクササイズとして、階段上りを一生懸命している時期があった。
iPhoneのヘルスケアのアプリで、毎日、階段を上がった階数をチェックしてはうれしくなったりして。
ところが、1週間、2週間、1ヶ月と続けると、細くなるどころか、太くなってきた。
こういう話にたいして、
- 「女性は筋肉が付きにくいので、筋肉で脚が太くなるわけがない」
というツッコミがある。
ただ、実際、見た目が太くなったのは事実なのだ。
もしかしたら、筋肉ではなく、老廃物がたまっているとか、むくみがひどくなったとか、あるいは筋肉が疲労で腫れているとか、そういうことかもしれない。
何でも良いのだけれど、「脚を細くする」が目的の私としては、脚が太くなるのはNG。階段上りは中止した。
徹底して階段を避けたら、今度は細くなった
太くなった脚を、急いで元に戻したかったので、徹底して階段を避けた。
常にエスカレーターやエレベーターの場所を探した。
すると、2週間くらいで、急に脚が細くなりだした。
その調子で、そのまま階段を避ける生活を続けて3ヶ月。気付いたら、最初より細くなっていた。
脚を細くするには「使わない」のが一番
健康的かどうかは置いておいて、脚を細くするには「使わない」のが一番だ。
医者は、
- 「脚を細くしようと思ったらずっと寝ていれば良いんですよ」
と皮肉交じりに言う。
実際、2週間ほど入院したある人は、その間に、脚がげっそり細くなったという。
この理論を当てはめるなら、やはり階段は上らない方が、脚は細くなる。
前半で述べたように、「正しいフォームで上れる」のなら、階段を上ることは良いエクササイズになるのかもしれない。
しかし、脚がゆがんでいて、正しいフォームで上がれないから脚が太くなって困っている人が、さらに無理して階段を上れば、もっと太くなるのは当然といえば当然。
私は今でも、階段は上がらないことに決めている。それが自分には合っていた。
「階段を下ると脚が細くなる」という情報があって、それも試していた時期がある。
なんでも、階段を下るときに使う筋肉は、脚やせに効果がある筋肉なんだそうな。
ただ、残念ながら私の場合、階段を下って脚が太くなることはなかったけれど、細くなることもなかった。
デメリットはないけれど、メリットもないので、下りの階段についてはどちらでも良いかなというスタンス。