「ヨガで胃下垂は直りましたか?ほかにも治す方法があれば教えてください」

今月の質問回答。

管理人様は胃下垂だと書かれていましたがヨガを始めてから胃下垂は直りましたか?わたしもひどい胃下垂で治したいと思っています。ほかにも治す方法があれば教えてください。

胃下垂への効果は特に感じず

確かに、「胃下垂を治す方法」などを調べていると、「ヨガ」という話はよく出てくる。

でも、ホットヨガのクラスに参加している限りでは、特に胃下垂への効果は感じなかった。

もっと本格的に難しいヨガに取り組んだら、変わってくるのかもしれない。

というのも、ホットヨガでは、逆立ち系の「逆転のポーズ」は少ない。

高温多湿の環境でやるとクラッと来やすくて、怪我や事故のリスクが高いからだろう。

常温のヨガで逆転のポーズにも丁寧に取り組んでいたら、下(足側)に下がっている胃腸を上(頭側)に戻すことになるから、胃下垂の改善につながるのではないか。

効果を感じたのは一食に食べすぎないこと&よく噛むこと

私自身は、胃下垂・内臓下垂であっても、胃腸の調子が悪い・お腹が痛いなどの“身体上の不便”は感じていない。

むしろ俗にいう「胃下垂だと痩せる」というのを10代の頃は信じていて、食べる量の割に太りにくい体質は胃下垂のおかげかもしれないと考えていたこともあった。

ただ、食べた後に下腹部が膨らむ件については、すごくイヤだと思っている。

(膨らむ位置を見ていると、相当下垂しているのではないかと思う)

この解決策として一番効果を感じたのは、シンプルに、

  1. 一気に食べすぎない
  2. よく噛む

という2点。

胃下垂なのに一気に大量に食べ物を胃に入れると、その重さでどんどん下がって、胃下垂は悪化していくように思う。

胃下垂を直す(あるいは軽減する/目立たなくする)ためには、

  • いつも胃を軽い状態にしておく

ことが一番だと思う。

胃は、口から食道を通って入ってきた食物が蓄えられる袋のような臓器です。空腹のときは細長くしぼんでいますが、満腹時には大きくふくらんで食べ物や飲み物を1.5~2.5リットルも貯めこむことができます
胃腸のしくみと働き

……というわけで、いつも1.5kg〜2.5kgの重さを抱え込んでいたら、そりゃ下がる。

胃下垂の人には「痩せの大食い」が多いというけれど、単に「大食い」の人は胃下垂になりやすい面がある(胃にたくさん食べ物を入れて重くなると下がるから)。

また、胃に入った食べ物はできるだけ早く消化して小腸へ送り出してしまえば、胃は軽くなる。

そのために、よく噛んでおく。

下腹部の膨らみを目立たなくするためには腹筋を付ける

それと、下腹部の膨らみを目立たなくするという意味では、やっぱり腹筋。

筋肉のない無防備なお腹だと膨らむままに出っ張ってしまうけれど、腹筋ガードを下腹部につけておくと(100%ではないけれど)出っ張りを軽減できる。

大事なときには、お腹にギュッと力を入れておけば、へこませておくこともできる。

腹筋は、ホットヨガのハード系のクラスに行くと、それだけでもかなり付くが、それ以外に私がよくやっているのは、仰向けに寝てまっすぐ揃えた脚を上げ下げする筋トレ。

※以前、冨永愛のInstagramで紹介されて大変美しいのでリンクしておく。↓

富永愛は「10R×3S」と書いてあるが、私は「30回×1セット」を1日1回やるようにしている。

最初は1回、2回しかできなかったとしても続けると、知らず知らずのうちに何回もできるようになっていく。

適当でもほんのちょっとでもいいので、気づいたときにやっておくといいかもしれない。

腹筋+骨盤を締めて下垂できる空間を小さくする

腹筋を付けると、お腹が外側に張り出すのを抑えてくれるのと同時に、内臓が下垂するスペースを小さくしてくれるので、下垂予防に役立つ。

同じように、骨盤を締める方向の努力も、胃下垂の自分はした方が良いのだろうなと思う。

人によっては、胃が骨盤のところまで落ち込んでいるらしい。

すると、骨盤が常に開き気味になって、お尻が大きくなってしまう。

(ここから余談)受け入れることも大事だと思う

ただ、ある程度は胃下垂にせよ骨盤の形にせよ、

  • 体質だから仕方ない
  • 体形だから受け入れよう

と考えることも大事だとは思う。

ここまで書いてきたことと逆行してしまうが、何十年もあれこれと体形に関することで努力をし続けてきて、

  • 骨の形や長さ・筋肉の付き方・脂肪の付く場所など、自分の努力ではどうしようもない部分がある

とわかってきてしまった——という面がある。

理想に近づく努力を楽しめる範囲で続けつつも、苦痛に転じるその先までは手を出さない(=与えられた自然に抗わない)ゆとり・遊びみたいなものが必要なんだと思う。

一生かかっても手に入らないものを探し続けて終わる人生より、一生かかっても手に入らないものは諦めて今を楽しむ人生のほうを選びたいな、と。


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