歩けない治らない腓骨筋腱炎の体験談 ランニングで発生した足首の外側(くるぶし下)痛みの原因と経過

最近、走ると足首の外側(くるぶしの下あたり)が痛くて困っていた。1週間経っても治らず、歩けないほど痛い状態に。

整骨院に行っても治らず、念のため整形外科に行ったりして試行錯誤した経緯。

4〜5日以上治らないし痛みはひどくなっていった

久しぶりにランニングを再開。走るのが楽しくて、毎日走り続けていたら、ある日、左足に違和感があることに気付いた。

即、走るのをやめれば良かったのだ。しかし、それから数日、違和感を抱えながらも走ってしまった。

すると、痛みは治まるどころかどんどん増していく。とうとう、歩くのさえ痛いほどになってしまった。

痛みを感じた場所は、足首外側の、くるぶしの下あたり(下記の赤丸印部分)。

足を着地する瞬間が特に痛くて、徐々に普通に着地ができなくなっていった。

「つま先を上に上げる方向」と、「アキレス腱のばしをする方向」にストレッチすると、強い痛みが走る感じだった。

近所の整骨院にいってみた

痛みが引かなくなって、まずは近所の整骨院に行ってみた。

すると、ふくらはぎの横から足の下へ走っている短腓骨筋の、足側のつなぎめ部分に炎症が起きる「短腓骨筋腱炎」だろう、とのこと。

短腓骨筋腱炎は、ランナーによくありがちな故障なのだそう。

筋肉のマッサージと、電気治療・超音波を施された。

直後は、なんとなく楽になったような気がしたものの、帰宅すると、またぶり返している。

2回通ったけれど、特に快方に向かっている実感もないまま、日にちが経っていく。

1週間経過。あまりに治らず心配になったので整形外科へ

できるだけ足を動かさないよう注意しながら1週間経過。しかし、良くなる気配がまったくない。

ちょっと心配になったので、念のためスポーツ故障のリハビリもしている整形外科へ行ってみた。

レントゲンの結果、問題なし

医師に症状を話すと、「まずはレントゲン」と言われて、レントゲンを撮る。

レントゲンを撮った結果は、何も異常なし。

短腓骨筋腱炎といわれる症状とのこと

骨に異常はないので、ランナーに多い腓骨筋の炎症(短腓骨筋腱炎)だろう、とのことだった(整骨院で言われたのと同じだった)。

安静にしていれば治るそうなので薬は断った

治療法としては、「安静にしていること」だそうだ。

骨に異常はないので、安静にしていれば、時間の経過とともに治る類いのものだそう。

「湿布や抗炎症剤でも出しときます?」と軽い感じで聞かれたが、時間の経過で治る(湿布や抗炎症剤の効果はそれほど期待できず)という話だったので、断った。

どうしても痛みがひどいときは炎症を抑える注射もあるらしい

様子を見て、どうしても痛みが引かないときには、炎症を抑える注射もあります、と言われた。

ただ、「その注射自体がかなり痛いので、どうしても痛いときにだけ」と説明された。

10日以上経過。安静にしても痛みが引かないため対策に乗り出す

骨の異常はなく、安静にしていれば時間の経過とともに治るという診断で一安心。

しかし、その後も4〜5日にわたって、まったく改善が見られない日々が続いた。

そこで、病院では湿布薬などを断ったものの、やっぱりできることをやろう!と思い立ち、

  • 市販の湿布(パンシロンなど)
  • 足首用サポーター
  • ベルト付きアイスノン

などを購入して、使うようにした。

また、対策を考える上で、「腓骨筋腱炎」で検索していろいろなページを見たけれど、下記のページで写真付きで詳しく解説されており、役に立った。

上記ページで紹介されていたテーピングやインソールもチャレンジしようとしていたが、幸い、その前に足が良くなり始めたので、お世話にならずに済んだ。

痛くなってから2週間で、ようやく快方に向かい出す

足が痛くなってから2週間経過した頃、まだ痛いものの、ようやく、良くなる方向に転換しだした。

それまでは、良くなる兆しが見えないままにずっと痛かったので、「走るどころか普通に歩けなくなったらどうしよう」と、かなり不安になっていた。

できる限り歩きもしない安静が一番効いた

なかなか良くならなかった期間は、もちろん走ることは休んでいた。けれど、仕事などで仕方なしに、無理して歩くシーンが多かった。

そのせいで、ダラダラと痛みが慢性化したのかもしれない。一度、とことん安静にしてみようと思い、3日間、家の中にこもった。

家では、パンシロンを貼った上からサポーターをして、その上からアイスノンで冷やした。

ただ、実感としては、これらのケアが効いたというより、徹底的な「安静」が、絶大な効果をもたらした感じがする。

安静なしに湿布やらアイスノンやらしていても、全然治らなかったので。

安静を徹底するために、3日間は家の中でもできるだけ歩かなかった。とにかく足に負担をかけないように注意した。

すると、この3日が契機となって、ようやく快方に向かいだしたのだ。心底、ホッとした。

3週間後に普通に歩けるようになり、4週間後から少しずつ走れるようになった

2週間を過ぎだ頃に好転してからは、時間の経過とともに良くなっていき、3週間経つ頃には、見た目には普通に歩けるようになった。

でもまだ走るのは怖かったので、さらにもう1週間様子を見て、4週間経った頃から、ほんの少しずつ、ランニングを再開した。

私にはスロージョギングは難しかった

ところで、私が一気に足を痛めたのは、スロージョギング用のシューズで走り始めてからだ。

スロージョギングの理念には非常に共感していたし、スロージョギング用のシューズなら脚がギュッと引き締まる予感がしていた。

しかし、私の場合、O脚気味なこともあって、どうしても着地するときに脚の外側に重心がかかり、結果として短腓骨筋に負担がかかってしまうらしい。

そこで、しっかり脚ができあがるまでは、スロージョギング用のシューズは封印することにした。

スロージョギングの教えとは逆行してしまうけれど、クッション性が高いと定評のあるシューズを選ぶことにした。

スロージョギングの理論は素晴らしいが、うまく実践できなかった

スロージョギングの理論は、すばらしいと思う。絶賛している人も見掛ける。

スロージョギングのシューズで、正しくスロージョギングができれば、足を痛めることもなかったのだろう。

故障がスロージョギングのせいとは思っていない。一番の問題は、ランニングを再開した当初、もっとゆっくり走り出すべきだったのに、つい一気に走ってしまったこと。

その上、本や動画でかじった知識だけでスロージョギングに取り組んでしまった。スロージョギング本来の走り方ができていなかったのだろう。

結果、スロージョギング用のシューズを履いて歩くだけで、激痛が走るようになってしまった。

クッション性の高いシューズに戻る

ひとまず、故障した足を守るために、クッション性の高いシューズを入手することにした。

Amazonでたくさんのランニングシューズのレビューを読み込んだ結果、アシックスのGEL-KAYANO(ゲルカヤノ)を履くことにした。

決め手となったのは、「すべてはフルマラソン完走のために。」というキャッチコピーと、購入者のレビューにあった「故障中のランナーにもおすすめ」という言葉。

故障中にもおすすめな安心感と、単なる初心者用ではなくてフルマラソン完走を見据えた設計になっているところに惹かれた。

アシックスの店舗で試着して1cmアップで購入

実際に、アシックスの店舗に出向き、GEL-KAYANO24を試着させてもらった。

ランニングシューズは、いつも履いているサイズの1cmアップくらいがちょうど良いということで、1cmアップのサイズから試着。

びっくりするほどピッタリと足に合ったので、購入を決めた。

GEL-KAYANOで走り始めてからは、足の痛みが出ることもなく、快適にランニングができている。

短腓骨筋腱炎の再発防止のためには、シューズを選び直すことが、とても重要だと思った。

追記:1年後の後日談

ここから1年1ヶ月後の追記。

一年以上、ゲルカヤノを履き続け、故障せず気持ち良く毎日ランニングができている。詳しくは、下記の記事へ。

後日談はこちら

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